京の夏の価値

テレビアニメ四畳半神話大系一気見終了。



原作を読んだのが一年以上前なので記憶が定かではないのですが、
五山送り火ってあれほどフューチャーされてたっけ?



大の字以外も賀茂大橋から見えていたかのような演出でしたが、
あんなにくっきりだったかなー・・・・



ともあれ、下鴨神社出町柳木屋町など含めまして、
先日の京都行が二倍有意義なものになったなあと実感しております。



・・・と言いますか、あの日鴨川デルタで一緒に大文字を眺めた人たちの中には
少なからず四畳半主義者の同志が混ざっていたことでしょう。




アニメならではに再構成して、
オリジナルエピソードや伏線を大量に追加しておりますので、
原作を先に購入済みor検討中でアニメとどっちを
先にしようか迷っている人もどっちが先でも良いと思いますよ。



ただ、やはり先に活字を映像にイメージで
膨らませる方が楽しくなりそうかな。



何しろ原作を読んだのがだいぶ前で
比較もしにくいところはあるのですが、
本編最後のセリフは原作でイヤというほど
あれを繰り返さないと生きないかな。



あと、明石さんは"凛として明石"と呼びたいほど
素敵な女性ではありますが、
物語中盤辺りからやや影が薄くなってしまいます。




もう一度明石さん素敵・・・・!!を印象付けるシーンが
あったほうがクライマックスは良かったかも知れない。




ただ、原作自体が
「成就した恋ほど語るに値しないものはない」を貫いているから、
それは意に沿ったもの・・・・なのかな?




占いおばさんはアニメのほうが演出が面白いですね。




さりげなく樋口師匠の話に出てきた
会いに来た男というのはおそらく「走れメロス」の・・・・



とゆーわけで、けいおん!
二期を観ていないので自信はありませんが、
四畳半神話大系ならば聖地巡礼のガイドは可能でございます。



猫ラーメンの元ネタもTwitterで拾ったんですが、
僕は新福菜館が好きですから・・・!!



私が送り火を来年見ることがかなうかどうかはわかりませんが、
学生諸氏は間違いなく夏休みの時期でしょう。



四畳半神話大系という作品が気に入ったならば、
自由に休めるうちに足を運ぶことをオススメします。


色々な可能性を内包した僕らですが、
常に手元にあるのは"今"だけ。



過去の分岐点に思いを馳せるよりやるべきことがある。



わかっちゃいるけどそうできないものだけどね・・・・


これさあ、冬のノイタミナ

夜は短し歩けよ乙女」来ちゃうんじゃねえの!!?