どうしてもIT的な描写がんな馬鹿な、とは思うけど、
それでも日本のドラマでここまでのものが描けたのが凄い。
『正義は人の数だけある』っていうのが割と日本のアニメ含めたドラマの特徴かなと思うけど、
本当にそれぞれの人の中にある正義と正義がいつまでもぶつかり合ってたな。
最終話の「復讐なんて望んでない!!」
「いやいやいや、望んでたし」
のやり取り好き
https://toyokeizai.net/articles/-/695097
これがテレビドラマの王道なのだということだ。
風呂敷を大きく広げ、予算を注ぎ込み贅沢な撮影を行い、人気俳優を集め、軽妙な芝居や、ノリのいい音楽を流して、考える隙を与えないようにして進行し、ところどころでインパクトを作る。そして、誰もが理解できるように白黒をはっきりさせる。あるいは白黒が反転する瞬間を明確に見せる。そうやって視聴者を増やしてきた。
昨今のドラマは、そういうやり方から変化していて、白でも黒でもないとぼやかしたり、道徳的ではないことを描かないか、道徳的でないことをする人にも事情があるというような奥歯にもののはさまった描き方をするようになったりしている。
え、この作品って
「道徳的でないことをする人にも事情がある」のオンパレードだったよね??