サイコロジカル(上)読了

今回は久しぶり人が死ぬのが遅いよ・・・
流石は上下に分かれているだけのことはある。


そうねえ、知識を深めることは「天才に近づく」行為ではなく、
その実「自分と天才との差異を知る」行為だと思うなぁ(それは当然全てじゃないが)。
例えば高校3年生の100Mの平均タイムを知ることで自分が
いかに足が遅いかを知るように。人類の英知に触れたときに、
それがすんなり理解できれば良しだが、それを困難だと感じた時に強く感じる。


けどまあ、そういう側面もあるってだけでね。
要はもちろん「なんか面白そうだから知りたい」ってのがあるわけで、
それはとても楽しいですからねー。
でも、知識量と知性は全く比例しない*1ってことだけは経験則で事実だと考えてますが。


そこで昨日の配属予定の学歴がある人の話にも繋がりますが、
俺は別に学歴を軽視するつもりなんてないわけで、
やっぱりいい大学に入るのは全くのバカじゃ無理なんですよ。
で、例えば100の力がそこに入るのに必要として、
その100の力の構成が重要なんじゃないかな。


例えば何も取り立てていわゆる受験勉強をしなくても入れればそれは
100中100を才能から抽出していると俺は考えたい。


逆に言えば幼少時から詰め込みまくったのであれば
それは0しかない器に100を後から注いだ、と考える。*2


で、さらにいい大学に必要なのは200だとすると、
当然100しかない器に100を注ぐ必要が出てきたりするわけだ。


注げる量=器の容量にも個人差や注ぐためのコストだってあるし、
少ないコストでたくさん稼げるやつもいれば
生きているだけで自然と十分な力が溜まってくるやつもいる。
どうしたってたくさんの力を集めるには元の力があったほうが集まるのが早いわけじゃない?
だから、(いい大学=まあ、入るのに1000必要だったとしよう)に
入れたやつには元から器に結構な蓄積があったヤツがやはり多いと思うわけですよ。
蓄積が全くなく、注ぎまくることでそれを埋めたやつがいわゆる『勉強バカ』とか
呼ばれてしまう人種なんじゃないかと。
だから俺は学歴を軽視するつもりなんてないんです。
ただ自分より上の大学だから無条件に尊敬もしないし、


昨日みたいなヤツは既に周囲との協調性*3
欠けていると言うところが俺の侮蔑するポイントですね、まあまだ直接話してないから決め付けられないが。


俺?俺は・・・少なくとも注ぐという作業を8年ぐらい前から辞めちゃったから、
あとどれだけ残っているのやらって感じですわ。

*1:そしてそれは『俺は頭がよい人間ではない』ことの巨大な根拠にもなる

*2:もちろんこれは極論だ

*3:才能があれば協調性なんていらない、なんてのは規格外の化け物にしか使えない言葉だから