中村一義 対 Base Ball Bearという音楽

中村一義Base Ball Bear!まさかの対バンではなく、
サポートとして、演者としてBase Ball Bearと完全共演。

中村一義なり100sなりが相当久しぶりな俺が行かないわけにいくか。

照明が落ちて、いつものベボベの登場SE。

場を暖めるためにまずは単体ライブかと思ったら一義が走ってきた!

そしていつもの円陣に一義が加わってじゃんけんしたりw

そして犬と猫で待ちわびた皆さんの心をぎゅっと。

そのままELECTRIC SUMMERに突入した時に

「あ、今夜はヤバい」

と確信した。

流石に「エレクトリッサァマァ、セイ!」

はなかったけれどもw

そして「希望」のサビを間違えたことで

一義「キミたち、演奏力すごいよね!」

小出「毎月ライブやってますからね。そうとう久しぶりでしょ?w」

一義「あんなにリハしたのに!希望間違えたw」

この後も希望を間違えたのはずっと引きずってました。

そしてどうしても歌いたいと中村一義がリクエストした曲へ。

これがなんと「絶対やらないだろうからやったらあの階段転げ落ちる」

と事前に俺が言ってた神々LOOKS YOUだったので階段落ちが
3曲めで決定してしまいました!!最高だった!

愛すべきこの三千世界!!!

ベボベのセトリも今年のフェスを基点にしつつ、
流石にメドレーもないもので、

Transfer Girl→転校生とかも。

皆でウォウウォウウォウウォウ〜♪

MCは20分ぐらい小出祐介中村一義の地元、小岩。

麻生久美子が小岩にPVのために来たっていうのが事件だとか、
小岩っていうのは千葉のヤンキーにも亀有みたいな下町にも
なれないような中途半端な街だけど、好きだ、とか。

「小岩って大阪で言うと十三ですよね」が地元的にはウケてた感じ。

セブンスターとかしっとりした曲も挟みつつ、

小出「中村さん、彼の紹介をお願いします」

中村「あ、中だるみ担当?」

・・・ということは!


堀之内「皆さんはじめまして!

ジェッジェッジェジェネレーション1,2,3,4!」


からの夕方ジェネレーション!これも間のヴォーカルは一義。

全体的にリハ不足と言うか、一義は先輩ということもあるし、
そんな忠実にベボベの曲を歌おう、カバーしようなんてのではなく、
かわいい後輩たちとはしゃぐって感じだったかな。

たくさん煽ってたもんね。

コーラスも十字架You and Iの
ゆえんないった!の後のフー!だけとか
どんだけ贅沢なんだよ!!!

そう、今日のダンス湯浅将平はwith中村一義でしたww

二人で互いにポーズを取りながら近付いてく感じで。

時々将平を崇めるポーズだったり、逆に釣り上げる感じだったりw

関根笑いすぎて顔覆ってたんだよねwwww

一義曲を小出と湯浅で向き合いながらアウトロを奏で、
やがて湯浅がそちらを引き受けてこいちゃんがそのまま新呼吸へ。

これも二番を一義が歌い上げていくのがなんかグッと来た。

そして中村一義の1,2,3から観客がガッツリ盛り上がり!

そのままロックンロール。もうベボベBGMで
ロックンロール聴けるとか嬉しすぎる。

どうもありがとう 今日もここに いる人へ

なぁなぁなぁ!

彩りたいんだ今日さぁ!

そしてLOVE MATHMATICS!夏フェスでは断片だったから嬉しいー!



そして本編ラストは対音楽から歓喜のうた。

「歌詞なんて好きにしていいから歌って!」


第九をらーららーらーらーらーだけで歌いあげるの楽しかった。

アンコールではchangesからお待ちかね、キャノンボール

一義の曲のそれぞれのパートをこいくん(一義的呼び方)が

ちょくちょくと歌ってはいたんだけど、

キャノンボールの「何一つ 言えなかったのは」

あたりは、なんだろ、小出らしい歌い方へアレンジがなくて、

ただファンがカラオケで歌うような。歌い上げるような。

それはシンガーだけに許された愛の伝え方だと思った。

俺の前にいたカップルみたいに一義の曲すら有名曲しかノらない、

ベボベの時にはくっちゃべって酒飲んでる、拍手もしない。

そんな客もいたし、純粋に中村一義だけが好きな人には

つまんないライブだっただろうし、ベボベだけが好きな人にも

物足りない、盛り上がりに欠けるライブだったと思う。



でも、中村一義は最後に言った。

「自分以外の良い音楽にも触れて欲しい」と。

僕は今夜も良い音楽に触れられて幸せです。

今が二千何年だろうが、台風が来ようが、

僕は死ぬように生きてる場合じゃない。