んー、つまんない・・・とまで・・・言っていいな、俺の中では。
月の裏側に隠れていたナチスが宇宙船で攻めてくる!
って一行で書いて面白くならないわけ無いじゃん?
でもそんなに面白く無い。
多分映画としてのタブーに挑んでるってとこ、評価されてるんだろうけど、
人種差別ネタと外交ネタ放送禁止用語連発されても良くも悪くも
平均的な日本人から見るとキョトンとしたりするか食傷気味になるかじゃん。
大体下ネタって多少ボカシて言うから楽しいところあるし。
しかも、「この流れで行くとこんな感じで面白くなりそう」という
期待を悪い意味で裏切ってくれた。
ええー、そこでそうしちゃうのー?みたいな。
プロットは最近の仮面ライダー映画は頑張ってる気がするから、
子ども向け特撮というと失礼かも。
月面の描写が安っぽいのはわざととはいえ仮面ライダーフォーゼより下。
恋愛描写もひたすらにチープ。
HELLSINGのロンドン炎上を実写化したような戦闘シーンは良かったかな。
本当にストーリーはポスターから感じる破天荒な予想を尽くに裏切りました。
ポスター見るとバカ全開の匂いするのに、良い意味の低俗さと下品さはあるけど、
バカではない。なんかバカになりきれていない。
普通です。
ま、22時前に近所の映画館にチャリを立ちこぎして月を観ながらダッシュ。
その全体がまあまあ楽しかったからいいかな。