感想とか

デブリの歌詞のRED BATや「久しぶりじゃないか」みたいなメタ的というか、
「わかる奴はわかって笑ってくれたら良い」的なファンの方を見てる感じが
近年の山中さわおはインタビューやメルマガなんかからも顕著なんだけど。


だから、あくまで音楽ありきで歌詞は後からタイプのピロウズですけど、
どうしても「燃え尽きたいんだ」というメッセージがスッと入ってきちゃうなーと思いました。


正直曲に関しては「言うとおりオルタナ感が薄くなったなあ」という程度の事しか
僕はわかりませんし、それで言えばやっぱりWake up!×3辺の感じも好きなんだよなあ、
また上手いバランスでオルタナ入れてくれないかなあ、なんてことも思うんだけど。


「ロックンロールと太陽」にa flood of circleを代表する曲である「シーガル」が出てくるのも
やっぱりニヤリと素直にしておきますね。


で、そんなafocヴォーカル佐々木亮介も参加した、
年末フェスRADIO CRAZYに捧げた曲でもある「レディオテレグラフィー」の
佐々木抜きバージョンですけど。


これは名曲ですねえ。こういうここぞ、という時に
決め打ちでいい曲用意しちゃうのがさわおだよなーと思います。


ラジオと僕、みたいな世代的にラジオを大切にしている山中さわおらしい歌詞ですけど、
実は私もピロウズを最初に聴いたのは林原めぐみのラジオですから・・・


ハマった時はその時というわけではないんだけど、
ネットはおろか携帯電話もなかった時代に夜のしじまを剥ぎとったのは
紛れも無くラジオだった時代があったなー、なんて思うし、
やっぱりロックミュージックと言うかピロウズがいなければ
絶対に違う人生、違う人間関係を築いていただろうし。


About A rock'n' roll bandと同じ「ロックミュージックと私」でもある曲ですけど、
何と言うかミドルテンポゆえの癖になる感覚があります。ヘビロテしてます。


ムーンダスト→Stroll and rollの流れは個人的に好きなアルバムとは呼べず、
何ならその前のトライアル含めても好きな曲はあるけれど・・・
となっているのは自分的には当然寂しいのですが。


でも、過去にも自分とピロウズの中ではそういうことはありましたので。
またそういう時を待ちつつ、ライブは行かせてもらいます。


ライブでなければわからない曲の良さは絶対にあるので。


一つだけあれなんですけど、「メッセージとロックミュージック」は勿論
曲に合わせた歌詞なわけで細かなこと言うとのは野暮なんですけど、


でも、ロックミュージックの中にメッセージも含めた全てがあると思ってるので、
少しだけ「ん?」って思っています。



昔・・・あるいは今でも、はてな界隈にはピロウズファンで有名な人がいまして、
その人が「信者ではないので言うべきことは言う」みたいなことを言ってて、当時は感心してましたが・・・


別に信者と言われてもピロウズに関しては構わんです。実際、自分の物語に食い込みすぎてて、
客観的な評価は俺が人間である以上、無理ですから。


彼がボロクソに言ってたBAD DREAMSなんかも僕は大好きですし、まあ今はもうどうでもいいです。
僕が僕でいられる理由の一つがthe pillows、それだけで十分。