タイトル通り、演劇・・・なのかミュージカルなのか、あるいはざっくりとエンタテインメントなのか。
ナタリーなどでも度々話題に上がっていた
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」、観て参りました。
http://natalie.mu/music/news/69994
http://natalie.mu/music/news/75381
僕は「モテキ」の大ファンですし、森山未來はその前の「フィッシュストーリー」から
良い演技すると思ってたわけで、当然フジファブリックの夜明けのBEATのPVに
出た時もすごく嬉しかった人間なので、まずはそこありきで、
一度しか見られなかったミドリのフロントウーマン後藤まりこ、
さらにキャプテンストライダム(元・と書かないのは流石ナタリーかな?)
永友聖也と来れば・・・行かざるを得ないですよね。
(ただ、永友出演が決まったのはチケット取った後)
ZEPP NAGOYA自体は当然慣れ親しんだハコですが、
二階席初体験、ビールが旨いのも珍しいことだしw、
じゃがりこくいながら座るZEPP NAGOYAの非現実感にクラッとしたね。
二階には小さなテーブル、さらに一階とは別にトイレあるって時点でプチ感動したよ俺は。
やっぱり開演前に飲んでしまうと一度はトイレに行くハメになりますな。
さて、公式サイトにイントロダクションはあってもストーリー詳細はない
(むしろニュースとかのほうがあらすじが載っていた記憶がある)
作品ですので、まさに「Don't think, Feel!」といったところでしょうか。
ただ、演劇のお約束と言うか、ご当地ネタは相当多くて面白かったですw
錦三丁目、大門、SKEはスケベな48手(体位:シャチホコ!)とか。
(この辺ネタバレかもですがアドリブもあるでしょうし。。。)
流石舞台経験も豊富な森山未來、アドリブが上手い上手い。
飲み会で言ったら「ハァ?」となりそうな
下ネタも呆れる前に次を繰り出したり、
自己ツッコミでシラケを回避したり。
「森山くん出るし」「後藤まりこ気になる」な人たちを一気に序盤で掴んでいたよね。
そして相方の後藤まりこはポップでキュート。
明日観に行こうか、という人もいるので書けないこともありますが、
ミドリのイメージ・ソロのイメージの双方を裏切らない後藤まりこでした。
正直まだ解説サイトなどを巡っていないので、
果たしてラストシーンはどう解釈するのか、
ちょっとわかってなかったりもするんですけど、
歌って踊って煽っての濃密な二時間だったのは確かです。
あと、ちょっとだけググりましたが、そもそも海外作品を日本向けにアレンジしてます。
汚染区域を"壁"で隔離し、その中で生まれた子どもたち・・・という大枠があります。
ただ、直接的に原発なくせとか電力会社どうこうというメッセージもないので、
そこは各自感じた通りでいいんじゃないでしょうか。
ただ、そういうわけなんで舞台版のストーリーが「どう」なのかも
感じたままに思うしか無いかな、と。映画版は観てみたくなりましたが。
さらにさらに、ググったところまあ人気俳優の出る舞台にはありがちな
「森山未來のことしか書いてない」ブログがありましたが、
「隣が熱狂的すぎて煩かった」と書いてありましたので、
僕等ロック馬鹿は安心して観に行って騒いでくださいね♪
明日も二度公演やるよー。
僕はもう・・・金銭的なアレがね。