全13話ということで結構終盤伏線回収とか忙しかったかな?
最終話は冒頭からもう今までの鬱屈を
文字通り吹き飛ばす怒涛の展開だったなー。
黒幕は一話からバレバレでしたけれども。
色々言いたいことはあれど、
やはり『カッコいいとはこういうことさ』ってやつか。
昨今はカッコつける漫画とかアニメも増えてるから、
素でカッコよくするってのは意外と難しい。
そんな中このシリーズは本当によい。
台詞回しとか作品のディティールから大いにツボ。
プロット自体も名作を予感させるものだけど、
それで実際外れちゃう作品が多い中で素晴らしい。
最後のどこのハリウッド映画から拝借したんだみたいな
啖呵の切り方とか。
最後の名乗り、宗介のアイデンテティの確立が
形として現れていて良い。
そして、ツンデレは良い。実に良い。
粗野なようで高貴、儚いようで強い。
ただまあ、素直になれよってのは
第三者だから言えるのであってw
当事者が言ってもなるわけねーんだな。
そこがリアルツンデレの難しいところですよね。
ま、これはアニメですから・・・
うん、最終話に至っても
まだ素直にならない千鳥かなめが素敵。
『続く日々』だよね、まさに。
俺は『終わる日々』でしたけれど。
明日からまた日常が始まる。
『始まる日々』に乾杯。
ただしミルクティーですけどね。
境目としてはまた相応しい作品を見られたなと思いました