「東のエデン」完結編をようやく観てまいりました。

Yahoo映画で辛辣な評価が付いてる映画って
どこかしらダメなんですけど、そんなことはなかったなあ。

ネタバレは一番下の方に書くので、
まずは雑多な感想を。


まず、本編の最終話よりカタルシスは少なめ。
最終話のあれはわかりやすく画面が動いていたもんね。


ただ、それなりの爽快感と達成感はあるし、
あまり残った謎などもないので安心ですよ。

俺、映画は割と予想を立てながら観るんですけど、
カイジなんかは色々と読めてしまったんですけど、
これは4回ぐらい予想を裏切られたので爽快でした。

その上で、一連のTVシリーズと劇場版二作を消化した
僕が今思うことというのは・・・

まず、こういう素晴らしいいかにもな
ジャパニメーション」に触れることが出来たという点で。


そして、なにより現実の日本社会を舞台にした
この作品の伝えたいことを自分なりに受け止めた感想として。


日本に生まれて、日本で育って、日本で生きててよかったなと。

もちろん僕は官僚になんてなれないと思うし、
政治家だってとんでもない凡夫であります。

最近偉そうに「この国にいる人が国のために果たすべきこと」

みたいなのを人に言ってはみたものの、

まだまだ政治は奥深く、今の俺の考えも
頭のいい誰かのアジテーション
引っかかってるだけなんじゃないかとか、
まだまだ知らないこの国の暗部を
知らないまま俺は死ぬんじゃないかとか色々考えます。


ただ、そんな自分も含んだこの国にいる皆が、
少しだけ頑張れば、それが1億倍になるってこと。

当たり前だし青臭いしどうしようもないんだけど、
その「少しだけ」を意識したいなと思いました。

あと、「愛がないよ!」ってのは凄く生きてて思う。
なんつーのかな、嫌いなヤツに愛想振りまく必要はないけれど、
日常のいろいろな行為に、愛を乗っけるって結構
簡単かつ有効な「物事を良くするための方法論」だと思うからね。

ノブレス・オブリージュ

月曜を迎える皆様が明日も明後日もこの国の礎たらんことを。

        • 以下ネタバレ



















・滝沢が記憶なくさなかった

・滝沢が結城に撃たれなかった

・咲ちゃんがちゅーした

・滝沢くんは飯沼の私生児ではなかった

・謎を謎のままで残さなかった(No.7の正体とかあるけどね)

・一応「次回」もできるような終わり方だった

・「残した1億円の使い道」「やり残したこと」
 などの伏線を素早く回収できた

・てめー自分の記憶も消しただろう笑


以上の点が本当に素敵でした。