雨と俺と婦人

ダイエーでパンを買って、「店内飲食禁止」「階段で飲食禁止」とかデカデカと書いてあるので
入り口の軒下でパンを食べようとするとくわえタバコの貴婦人を見た。
中々のギャップに「かぶいてるなあ」などと思いながらムシャムシャしてると
いきなり「ちょっと、貴方みたいな若い子を探してたんだけど」
��('◇'*)!?舞人ちんぴんちっ!?


まあ、上のはもちろん書いている今思いついたネタであってその時は食うのに夢中だったわけで・・・
「さっきそこのコーヒーショップでタダ券もらったんだけど、私はいらないから
丁度あなたみたいな若い子ならあげてもいいと思って、中で食べてきたら?」
とゆーものであった。
なんか財布を捜す婦人だが見つからない。
「出てきたら上げようと思ったのに・・・」と。
一つ目のパンを食い終わり、別に急ぎでもないから探してもらっても良かったが、
イマイチ他人の厚意が信用できないタチなので笑顔で手を振ってその場を去りました。


世の中イイ人ってまだいるな、ってことと、
俺みたいに「ここで丁度こういう人とあったのは何かの縁だから」って考えをする人が
いるんだなぁ、と思ってちょっと嬉しくなりました。
縁って言葉は運命なんて陳腐な言葉とはちょっと趣が違いますよ。