月の裏側

月の裏側 (幻冬舎文庫)

月の裏側 (幻冬舎文庫)

何と言うか、いつもの俺が思う恩田陸だったというか。



導入部は強く惹きつけられるし、情景描写も上手いんだけど、
結末の首を傾げる感じがね。



伏線かと思ったら全然そうじゃなくて投げっぱなしで終わるしね。


また、タイトルもとても印象的なのだけれども、



「上手いこと言えてなくて、なんかただ付けたいから付けただけ」



な気がするんだよな・・・。


特に京都というファクター関係無いような藍子さんは魅力的でしたね。