- アーティスト: monobright
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2010/10/13
- メディア: CD
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monobright新譜、「ADVENTURE」を買ってまいりました。
タイトル通り、冒険してるなーと思う。
つうか、monobrightは計算高いバンドだなと常々思ってて、
ポロシャツとメガネでの話題作り、脱皮でもう一度話題作り、
そして三作目から様変わりしたアーティスト(RADIOHEADとか)を
例にとりながらの音楽性の拡張、倖田來未のシングル連発みたいに
粗製濫造と笑われかねない怒涛のリリース公約。
だからまあ、これも冒険してんだけど、
予定通りというか、人生設計の中に
弾ける期間が組み込まれてるみたいな?
とりあえず売って聴かせなければ始まらない!っていう姿勢だと思うなー。
僕はそういういちいち器用なところが毛嫌いされるところだと思うし、
僕が好きなところだなあと思うわけであります。
さてこのアルバム、序盤は至近のシングルである
「雨にうたえば」から来る電子音主体の音で攻めてきます。
こうして音がスカスカしてくると、
リズム隊がいつも以上に前に出てきて・・・
特にタッキィのドラムってすげえ音を支えてるなって感じ。
孤独の太陽もギター主体なものの、ちょっと今までのモノ節とは違うよね、
ギターのカッティングだけで攻める姿勢とかさ。
「裸の目をしたミュータント」から「こーどくのたーいよー」と
カットインしてくるのはハッとさせられて素晴らしいです。
2010年のKOZOOはライブで聴いた時は映えないなーと思ったけど、
これまたベースラインもドラムも凄い存在感だな。
フレーズはmonobrightらしいけど、構成なのかコーラスワークなのか、
新しいんだ、これまた確実に。すごく耳に残る。
そしてJOYJOYエクスペリエンス。
SOIL&PIMPのホーンを迎えたゴージャスなナンバー。
PVの変態チックな踊りがどうしても頭から離れません!
振り返れば、確かにmonobright twoリリース後の
シングルは全てが冒険だったのだな、という感じ。
そしてポーツス、初回版限定トラック。
これが安心感があると言いますか、
まさにmonobright中のmonobrightですね。
一年中スイーツ食べるスイーツ食べる!
一段とスイーツ食べるスイーツ食べる!
二つのギターの掛け合いは踊る脳を思い出すし、
リフレインするヴォーカルのこの感覚、まさに。
英雄ノヴァも比較的それに近いよねー。
そして「正義にて」
これもう勢いだよなー。今のmonobrightなんだろーなー。
そしてレゲエ調の「白」で締まる。
んー、4枚目や次のシングルがもう形になってるとあって、
このアルバムが繋ぎ、転換期、そういう扱いであることは
ある意味バンド公認であるとも言える。
Base Ball Bearも最近少し転換してきているが、
変化具合で行けばmonobrightは本当に先が読めなくて楽しみ。
そして、次のツアーまで決まってますよ!
名古屋は1/30(日)
さて、爆発するのか超新星。
もうちょっとmonobrightを見ていたい。