ジョジョの奇妙な小説感想

ジョジョの奇妙な冒険」は第四部から入った俺にとっては珠玉の一冊。


「イワシの頭も信心ね」とかもツボを押さえている
乙一JOJO



第三部のノベルスにも「本」は出てきましたよね。


岸辺露伴の「うちら」って一人称だけはいただけないけど、
杜王町の人々があのノリで生活していること、
第四部ならではの舌ったらずな戦闘光景、
素晴らしいものがありました。


「図書館にあるという少年のあの本」


「鉄塔に住む男」


「トニオの店」


などの杜王町名物シリーズとかね、ニヤリとしちゃいますよね。


髪型の話をする時、敵の能力の特徴などから
34巻のバトルを想起させつつ展開は微妙に変えていく構成、
小説ならではの能力名を利用したフェイク、
「洋楽からスタンドの名前は持ってきたりするんだ」とか
キャラに言わせる遊びなどなど、ファンならまあ読めば、と。


「今までに食べたパンの数を覚えている人間などいるのだろうか」


いいなあこれwwww


でもなあ、岸部露伴の「うちら」だけはいただけないなー。