the pillows base ball bear 名古屋クラブクアトロ35th

the pillows × Base Ball Bear

NAGOYA CLUB QUATTRO 35th Anniversary ”rendezvous

2024/8/7(水) 名古屋CLUB QUATTRO (愛知県)

 

ピロウズベボベの対バンは6年ぶりとのことですけど、

間にコロナ挟んでるし、この年齢になるとあっという間ですね。

 

なんか久々にMCをメモしたくなりました。

 

小出「僕の方がさわおさんに会ったのは早いはずなんですけど」

「なんであんな寵愛を受けてるの?」

 

堀くん「嫉妬?」

 

小出「いや、元々先輩後輩と付き合い深い方じゃないから、いいんですけどね、なんでなのかなあって」

 

関根「熱いハートじゃない?(肩を叩く)」

 

小出「今のジェスチャーあってる?OLの肩たたきじゃない?」

 

小出「長く続けるコツ、さわおさんに聞いといて。」

 

 

小出「カバーをやります」

 

小出「もうね、こんないい夜になるのがわかってる日もそんなないですよ。確定演出、出てるから。」

 

小出「だからもうカバーやらなくてもいいぐらい。もう確定なんだから。」

 

堀くん「そこは丁寧になぞろうよ!」

 

小出「では、サードアイという曲をやります」

 

「いや、本当は黙ってやってイントロでワーッ!なんですけど、ご存知でない方もいるといけないので」

 

「・・・わかってても、イントロでわーってやってください」

 

 

ちゃんとさわお本人もツッコミ入れたけど、サードアイみたいな

ツインギターの妙味がある曲を三人編成でカバーしようと思うあたりが小出祐介だなーと。

 

THE CUT、最近フェスとかだといつもリハで消化されてしまうので

久々にちゃんと聴けた気がします。最高にかっこいいですね。

 

ラブマス、ガラケー時代の象徴みたいな歌詞なので、

ちょっと聴きながらノスタルジックに浸りますよね。

 

真夏の条件は38度もあると・・・佐藤シンイチロウが逆にととのうぐらいの

気温もあると・・・最高ですね。

 

どーしても4人時代に好きだった曲のいくつかはあのアルペジオがない、って

思ってしまう、仕方がない。意地でも三人でやるのは湯浅がいつか・・・

なんて考えるのは多分ロマンチストなのでしょうけど。

 

多分夕方ジェネレーションぐらいのBase Ball Bearを思い出す、

「夕日、刺さる部屋」ってみんな大好きだと思うんですけど、

やっぱりギター一本でもやばい完成度してますよね。

 

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転換を挟んでthe pillows。珍しくシンちゃんがセッティングしてた気がします。

 

なんかやたらとさわおとしおりが斜め立ちしてたんですけど、

どうやら「4人でカッコつける」約束なのをギターとドラムが日和ったらしいです

 

最初ベースのトラブルが出たんですけど、そこはベテラン山中さわお

「35周年おめでとう 関根史織のワンマンライブにようこそ」という絶妙なつなぎ。

 

「小出くんあんなに面白かったっけ?」

 

「今日は小出くんが良いと言ってくれた曲多めです」

 

音が出るようになって一曲目はLITTLE BUSTERS。

 

ここで私、a flood of circleとの対バンのベースミヤホン(関根史織の旦那である)

がいたときもリトバス始まりだったので

 

「流石に練習面倒だからセトリは殆どこないだと同じかねえ」と思ったら

結構違ってたので嬉しかったです!!

 

特にやっぱりベースが魅せるバビロン天使の詩、MY FOOTあたりは

嬉しいですねえ・・・一曲終わるたびに関根ニッコニコ。

 

さわお「35年続けるコツ?ボーカルがハゲないこと。」

 

「あと、ギリギリだよ?本当にギリギリ・・・死なないこと。」

 

昨日もストレイテナーとドミコ見たあと機嫌良すぎて記憶なくしたらしいので・・・

本当にこのバンド誰がいきなり死んでも驚かねえな

 

NEW ANIMALもそろそろ聴きたかったやつ。

 

さわお「あともう一つ聞かれてたよね?関根がさわおにウケた理由」

 

「それはベースが上手いからです」

 

会場大拍手、関根がもうずっと顔を覆ってしまって・・・

 

「あとね、うちはビジュアルがいい人じゃないと駄目なんだ」

 

(シンイチロウを振り返る)

 

「シンちゃんもね、昔は可愛かったんだよ~?」

 

「・・・さて!」

 

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メンバー紹介

 

さわお「ベース、関根史織です」

 

関根「前回、6年前に対バンしたときもこの編成で弾かせてもらって、

ガチガチに緊張して、素人がピロウズに入ったみたいになったんですけど」

 

「この6年、ピロウズのライブもガンガン行き、打ち上げにまで参加させていただき

お酒を飲み」

 

「ソロのサポートもさせていただいて」

 

「お酒を飲み」

 

さわおとしおりってね、ユニットもやらせていただいて」

 

「お酒を飲み」

 

「あとここに来ている人なら知っているかな?EIGHT JAMで」

 

さわお川谷絵音くんが僕を絶賛してくれたんだっけ?」

 

関根「違いますよ!!私がさわおさんを絶賛してトレンド入りさせて・・・」

 

さわお、髪型直し始める

 

関根「図々しいかもしれないですけど今回はやってやるぞと・・・よろしくお願いします!」

↑肝心の締めの言葉がうろ覚えですみません

 

ドラム、佐藤シンイチロウです

 

シンイチロウ「名古屋は今日、38度・・・?でも、行きの新幹線は寒くて・・・」

 

さわお「ね、ちゃんとおじいちゃんみたいなこと言うでしょ」

 

シンイチロウ「ただ、ホームに降りたら逆にととのいました」

 

さわお「天然のサウナみたいな」

 

シンイチロウ「水風呂が先のサウナですね」

 

Peeちゃん(今日は来てくれてどうもありがとうって言うだろうなと待ち構えて)

「今日は来てくれてどうもありがとーう!!」

 

「クアトロの35周年でね、Base Ball Bearと対バンできて・・・

これは良い夜なの、『確定』ですよね。」

 

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さわお「さて、カバーをやるんだが」

 

Base Ball Bearの『天使だったじゃないか』凄く良くて。ずっと聴いてる。」

 

「でさ、全部いい曲じゃないか。」

 

(漏れる笑い)

 

さわお「ん・・・?『じゃないか』って問いかけるの、元々僕のもの・・・」

 

さわお「『天使だったじゃないか』、全曲いい曲じゃないか。で、カバーするにあたってはどれが好き、というよりピロウズにフィットするかという基準で・・・『ランドリー』をカバーすることにした」

 

「二人には、聞かせずに僕が弾き語りで聴かせて、アレンジを二人がつけたので

 必然的にピロウズっぽくなる。後で答え合わせして、原曲のほうが良い部分は直して・・・」

 

さわお「聴いてくれ!the pillowsで『ランドリー』」

曲をモノにしたタイトルコールである。

 

REBROADCASTも久々で意外だったし、

Primer beatは何度聴いても良いし・・・

 

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さわお「ライブホールが35年続いていくってことは」

 

「自分の貢献なんて大したことはなくてさ

 音楽、ってものが、ロックンロールっていうカルチャーが、絶えずに

 続いているってことで」

 

さわお「それはやっぱりさ、キミたちなんだよ。キミたちが火を絶やさずにいてくれたからなんだ。ありがとう!」

 

→About A ROCK'N' ROLL BAND

 

この世の果てまで→ハイブリッド レインボウ

という王道の流れで終わるのかと思いきや、隠し玉

Sleepy Head。これもベースが最高にかっこいいもんなあ・・・

 

アンコールでは

ビールを持った三人+関根史織再登場。

 

さわお「さっき4人でカッコつける約束だったのに!二人(シンイチロウとPee)がやらないから恥ずかしかった!」

 

「え?いつもやってない?やってるじゃないですか!!」

 

見たことない

 

さわお「ねえ、史織ちゃんと二人だけでカッコつけてねえ、恥ずかしかったわ!」

 

シンイチロウ「さわおとしおり」

 

さわお「うるせえバカ!」

 

なんかピロウズに染まっていいですね、Tシャツはバスターくんだし

 

さわお「バスターくんはクマじゃなくてバスターくんということなんだけど、

史織ちゃんが着るとベアーって感じでいいね!」

 

さわおピロウズを全く知らない人でもFunny Bunnyはなんとなく聴いたことあると思うんだけど」

 

「小出くんを呼んで歌ってもらいます!」

 

小出祐介登場。「ランドリー、ありがとうございます」

 

「なんか自分たちの曲みたいになってて」

 

「ただの完コピじゃないなって感じるアレンジで」

 

さわお「レコーディングしたからね CD作って、三人に渡した」

 

最近、対バン相手のカバーしたときはレコーディングしてCDにして

プレゼントするという行為をやってるんですね、ピロウズさんは。

afocの時は革ジャンまで着て渡してて。逆に終活感あって少し怖くもある。

 

小出祐介「ご本人たちの演奏で歌えるとか超贅沢なカラオケじゃないですか」

 

さわお「そうだね笑 カラオケならさあ、タンバリン持ったやつがいたりするんじゃないの?」

 

会場どよめくが・・・

 

さわお「じゃ、やるか」

 

そうとうこいちゃんはカバーしたことあるのもあって

原曲よりずっと「自分の歌い方」で歌ってたと思う。そしてギター・ソロ中に

タンバリン持った堀之内大介しっかり登場。上手いこと演奏の邪魔にならない

隙間をくぐりながら前からドラムの後ろまで手拍子しつつ駆け回る。

 

ポイント高いのは「好きな場所へ行こう『僕らは』それができる」で締めたところかな!

 

 

さわお「今日は本当にありがとう!楽しかった!あと一曲やって終わりにするよ」

 

 

Movementでフィナーレ。

ダブルアンコはなかったが、最後に会場全体から拍手が溢れる『確定』の日でした!