疾風のごとき死神の列

もう終業間際の21時前、手が空いているのは俺だけ。
いつもならその輪の中にいるはずの部署の山火事のごとき忙しさも
対岸の火事。こっち側を見ても手が空いてるのは俺だけ・・・


残業という名の死神が降りてくる匂いが充満していたわけだが。
・・・何事もなく退勤。
「絶対残業だと思った」
俺も思ったヨ!