げんしけん、4。
この漫画の楽しみ方ってのは一般人が「へー、ヲタクってこういう風に考えるんだー」
って思う楽しみ方と、
ヲタが「あー、あるある」って読みながらつぶやくパターンと、二つあると思う。
「絵は上手いけどプロになれるほどじゃないヲタ」
「自分も十分ヲタのクセに『腐女子は嫌いです、ホモなんてどこがいいんですか』とか言っちゃう痛い娘」
「開き直って趣味に走って、言動の中にいかにもが見え隠れ」
「衣装も作れるカメコさん」「オジサマ大好きレイヤー」
「半端なヲタだったのがひどいヲタの集団を見て知らないうちに馴染んじゃう」
「美少年だけどヲタ」
ぶっちゃけ最後以外はある程度は実際に動いている事例が見れるものね。
まー、実際は美少年でもヲタ、いるんでしょうけど。
そしてヲタでもモテ、ってところにも説得力あるね、遠坂は。
でも深夜にアニメ観ながらアレは・・・ねぇ・・・?
話の中で斑目が服買いに行ったときに
「オイオイ、DVD買えちゃうよこれ」っていう、
他ジャンルのものを値段だけで比べるという愚挙に及ぶところとか、
「値段じゃねぇ、自分で選ぶって事が大事なんだよな」ってなことを
つぶやくシーンがありますが、ちょっと気付くの遅いかなそれ。
自分のセンスなんて俺は微塵も信頼しちゃいませんが、
現状のスタイルには満足はしておりますので、私は。
あとそうね、笹原みたいに、自分よりも明らかなヲタを見ちゃうとやっぱり
「俺もこれほどひどくはないから大丈夫かな」みたいな誤解をして、
気が付いたら二度と戻れない道を走ってた、なんてことになりますねぇ。
俺の高校時代だな。
次回はNHKにようこそ!の方に触れてみます。
最近レコメン*1な漫画を一応並べてみます。
もちろん個人的に、なんですけどね。
- 作者: 花見沢 Q太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/09/19
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二巻でのSmile&右フックは最高。
- 作者: 滝本竜彦,大岩ケンヂ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/06/01
- メディア: コミック
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まあ、さて置き、男ヲタならもう苦笑しつつも頷かないわけには行かないでしょう。
ただの引きこもりにヲタエッセンスを注入していくシーンとかたまりせん。
- 作者: 奥瀬サキ,目黒三吉
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/02
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お見事。シモネタが普遍的に作品に漂っているために
作品自体を貶める結果にはなってないのもまた技か?
「誰が先にイっていいって言った!」は座布団1枚だろ?
- 作者: とよ田みのる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/09/19
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時に微笑ましく、時に爆笑モノ。俺は主人公・星野君が
他人とはどうしても思えないんですが(笑)
*1:この表現気に入りました。