http://www.swinging-popsicle.com/
「ポップ」とバンド名につくように、ポップセンス溢れるバンド。
「天気のいい日曜日の楽しさ」をそのまま歌にしたような曲が多い。
誤解を恐れず言えば、ピチカートファイブのように、都会的なセンスか。
何より美しい声の女性ヴォーカルが最大の魅力かと。
2ndアルバム以降はバンドサウンド主体へ変化を遂げている気がする。
で、彼らの1st alubum、名前はずばり「Swinging Popsicle」。
- アーティスト: Swinging Popsicle
- 出版社/メーカー: ソニーレコード
- 発売日: 1998/06/24
- メディア: CD
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悲しいほどたくさんある(下手したら1000円以下)ので、聴きたい方は買って損はないと断言しちゃいます。
- 1.遊びにおいでよ
これを聴けばとりあえずどんなバンドかってのはわかるはず。
賑やかかつ、楽しげ。それを体現したような曲。これを気に入るかどうかだ、まずは。 - 2.パレード
1stでは俺のベストトラック。昨日書いたPEALOUTのエレクトリカルなパレードではなく、
もっと古典的なもののイメージか。
音の種類がまた豊富だが、全てが調和している、その辺もまさにパレード。
覚えやすいサビ、キャッチーなメロディ。一言で言えば「凄くポップ」。 - 3.太陽の休日
ハイテンポな前2曲よりも、のんびりとした曲。単にテンポだけの話ではなく、歌詞的にも演奏的にも。
休日感満点です。時間がゆっくりに感じられる、そういう曲。外に行きたくなる。 - 4.I love you smile
また凄く聴きやすく、聴き飽きない。つくりとしてはオーソドックスだと思うが、
やっぱヴォーカルが凄く引っ張ってると思う。そういう意味でもこれも「らしい」。 - 5.ル・ジャルダン・アトワ
多分フランス語なんだろーなあ・・・歌詞は英語だけどね。
電子音が上手く使われているな、という印象だが、ちょっと冗長な気もした。 - 6.We will fry
ここに来て、ピアノが目立つ曲が。ヴォーカルの英語が、発音がどうとかは俺にはわからないが美しく聴こえるのは間違いない。
ピアノの影から聞こえる電子音はやはりかなり効果的。途中からおそらく打ち込みのドラムが入ってきて、
音的に飽きさせない。 - 7.悲しみの果て
比較的余分な音がない、素直な印象。ストレートに勝負に来てるかな。 - 8.Beehive
今Beehiveと聴くと山中さわおを思い出してしまうが(笑)、
サビが印象的で、賑やかだがうるさくはない。励まし系の歌詞だが、それが素直に伝わってくる。 - 9.キッチンテーブル
このアルバムの中ではギターサウンドが強調されていて珍しい。
アレンジ自体が特異なわけじゃないが、これに上手く対応しているヴォーカルがやっぱり素晴らしいと思うわけだ。
こういう単調なコードの繰り返しが、音数の多い曲では逆によく機能してて好き。 - 10.Joy of living
今度はドラムからですよ。ギターも歪んでてスゴイ良いですけど。
「楽しい休日」を今までとは別の手法で作ったって感じですが、音のうねりがやっぱアンニュイな感じで心地よい。 - 11.Whisper of The Leaves
ストレートなバラード。良いと思うのですが、俺が特に書くことが・・・ - 12.昨日の夢
アコギ主体の静かな曲。
これはこれで良いのだが、二曲静かな曲が続くのが個人的に好きではないため、
11で終わっておけばよかったかなあ、と少し思う。