清書的に

なんつーかな、原作はまるで読んでいないことを
前提で書くのですが、「チーム・バチスタの栄光」の
ノリでの続編を期待してみると予想を裏切られる。

でも、面白いんだ。


ただ、竹内結子阿部寛コンビの持ち味は当然健在なので、
それに引き込まれてニヤニヤ、ドキドキしてるうちに
この作品のテーマに自然に引き込まれてしまう。


「小説を映像化することの意味」をわかっている演出の
数々が本当に感涙するね。医療モノで感動つったら、
生命の素晴らしさとか、別れの辛さに主眼を置きがちだけど。


これはね、「医療に従事する人間の姿」をただ、
ありのままに近く描いただけでこうも心に響くかって感じだよ。