「頭の弱いヒロインは好きですか」と書いたのだが

同じ部屋にいるうちはデフォルト抱き付いてきて
部屋を出た瞬間に離れて歩く、そういう賢さがあるキャラを
「頭が弱い」と形容していいものか、というそういう話で。

そういうのはツンデレではないとも思うし。

しかも「みーくん」「みーくん」うるせぇ。

そして、みーくんの「嘘だけど」はやはり
どう考えても戯言シリーズの「戯言だけどね」

の影響を割とストレートに受けており、
別に影響を受けることが悪いとはまるで思わないけれど
西尾維新自体がいくつかの作家の影響を受けていることを
公言している上に実際にそれが出ているからまたタチが悪い。

そういう感じの印象です、ええ。

さらに言うと何しろ俺は「嘘つきみーくん」に感情移入は出来ないのであり、
すなわちまーちゃんとイチャつかれても「バカップルうぜぇ」で終わってしまうわけです。

否。

終わってしまっていたのが俺の20年ぐらいの人生だったのか。

今は実際自分が当事者になってみれば抱きつかれようが「あーん」だろうが
「いや、悪くねぇな」となることを知っているから、
どこか懐かしく、寂しく、ラノベ如きなのに結構読むのはしんどいなって話になるわけで。

そして、大体読書中の俺の脳内の思考はこういう風になっています。
自分でもどうかなーとは思う。

嘘じゃないけど。