サードアイ感想

今回は1、2と面白いリフの曲が続きますね。
サード アイ
線の細いリフがずっと前に出たり下がったりはあるけど、
ずっと続く曲。これがさわおパートなのかな?

ずっとこの完成度の高い構成で行くかと思いきや、
二番で一瞬2コード進行のパートがあるのが
なんとなく素直な構成にしたくない
17周年目の狡猾さが出ててニヤニヤ。
こういう捻くれ加減がピロウズだよな。


Slow down
なんか演歌調のリフとメロに対して
サビがシンプル。
ギターソロ後の同じ繰り返しなようで
ちょっと変化をつけている辺りがやはり捻くr(ry
これはいかにもB-sideでなければならない曲だな。


ワカレノウタ
意外と踊れるナンバーなのでは?
スネアみたいな音聴こえるし。
もっとしんみりしたバラードを想像していたので意外。
でも歌詞は一番普遍的でシンプル。
肩の力を抜いたいい曲って感じ?
ただ、地味とかそういうわけじゃないけど、
前二曲よりインパクトが弱い。
でも、サビのメロディは優しいし、
ポップだと思う。
そしてシンプルだけど単調じゃないギターフレーズ。
若くて老獪。それがthe pillowsかなと。



しかしながら、あえて言わせてもらうとですな、
ノンフィクションの方が俺は好きです。
あくまで個人的にだけどね。


全体的に例えばペナルティーライフの頃と比べて、
ミックスが冴えてきていると思うのだが。
ギターのえげつなさが前面に出ているし、
GOOD DREAMSの頃から言いまくりだが
ツインギターの旨みを活かしたミックスが
随所に見られる。
例えばノンフィクション、heavy sun(with baby sun)
オレンジ・フィルム・ガーデンあたり。
GOOD DREAMSもそうだね。


ペナルティーライフの時にはどうにもその辺が足りなかった気がする。
シック・ヴァイブレーションは良かったのに。


I know youの「構えて笑うけど」の後のギターのフレーズとか
埋もれてる感じがするんだよねぇ。
これが小野寺さんという人の参加によるものではないか?
と当時言われていて、GOOD DREAMSでも多数参加しているのだが、
こっちでは格段に良くなっていたと思う。


今回のが小野寺さんなのかまでは俺にはわからんが、
ともかく今のピロウズはまたちょいと違うってことさ。