久しぶりにレビューもどき行くよー!!!

Hunting!!!!

Hunting!!!!

1.爆音ドロップ
もう発売前からみんなにお馴染みだった曲。
さわお節全開のイントロ、さわお節全開の韻を踏みまくった歌詞。
THE PREDATORSとはどんなバンドなのか?その問いに答える二分四十秒。
2.Recall me
イントロからのフレーズがメチャクチャエロい(笑)
なんだこの艶っぽさは。


全体的にベースがエロを担いながら進行していきますね。
っていうかエロい!もうエロエロ!
すいません、感想になっていませんが・・・
それぐらいベースが土台となってこの曲をがっちり支えています。
3.Dizzy Life
これがまた、JIRO作曲ということで違和感というか、そういうものがあると思いきや
んなこたぁない。むしろ耳に残るフレーズを随所で聞かせる構成は
山中さわおお得意の技法と言える。侮りがたしJIRO!!
途中の山場もしっかり魅せてくれる曲構成!
4.Sleepy Dragon
イントロのブレイクを上手く使った他の曲との差別化は良い感じ。
ベースにもドラムにもギターにもそれぞれの見せ場があり、
バンドサウンドを大事にしてますね。
侮りがたしJIR(ry
また、英語の発音が実に良い。


あー、勘違いされてもあれなので詳しく言えば、
山中さわおの英語の発音はもちろん英語という言語に則してみれば駄目でしょう。
しかし、実に聴こえの良い日本人好みの、つーかまあ
俺好みって言ったほうが無難ではあるか・・・
な、素敵な発音なのです、凄いかっこよく聴こえるのです。


これはもう主観的な問題なのでどうしようもありませんが・・・
この曲はそれが炸裂してます。
5.ムスタング ヒッピー
さわおのギターの危うさを逆手に取った(笑)
ヘロヘロギターによるAメロが秀逸だと思う。
間に上手いブレイクが挿入されるあたりはベテランの妙味。


サビではまあプレデターズお得意の(もうパターン確立かよ)感じですね。
6.Lizard man
ギターのエコーを上手く使ってる部分が印象的。
ギターソロでのギターは音が分厚い印象。
意外とギターの表情がアルバムを通して豊かな感じはします。




7.Last Hunting
んー、the pillowsと比較することの是非はあると思うけど比べた場合、
ピロウズってのは割とインストはインストなりのミックスというか、
インストでしか出来ない小技を入れてくるわけですけど・・・
この曲はと言うと・・・
やっぱりやってますねいろいろと(笑)
凄いギターサウンドを大切にしている、悪い意味でのパンク的にならない、
ライブ感を大事にした一発録りっぽい一曲。
もっと聴き込めば気の利いたこと言えるかなあ。



さて、the pillowsファンとしての視点を入れた上でまとめてみますね。
そういうのを排するのがレビューだと思うんですが、
まずここは個人のブログ(もどき)であるということ、
また、ここに訪れる方にはthe pillowsを俺よりこよなく愛する方々が
多く含まれていることも加味し、驕りかも知れませんが
そういった視点での観想こそ望まれているとも思います。


えーと、ピロウズには「誰もが聞きたいであろう名曲」と「おバカな曲」があって
どっちも重要ですねー?重要ですかー?飛び乗りm(ry
って言うネタは□ \(・_\)おいといて(/_・)/□


ピロウズがアルバムを作成する上で重要視(優先順位までは知らんが)しているのは
そういうアルバムのバランス。RUNNERS HIGHがあって確かめに行こうがあり、
WAITING AT THE BUS STOPがあってこの世の果てまで、
GOOD DREAMSとRosy Head。


ただ、そういうノリのよいおバカ曲だけで聴きたいときもある。
まあ今時ならそういう構成でCD一枚作ってもいいですけど・・・


これはまずそういうアルバムだと言う理解をすること。
バラードがないとか、曲構成が似ているとか(後述)は
とりあえず問題ではないと考えます。
歌詞もさわおがノリで書いたときの路線だと考えてOK。


スリーピースならではの余計な音がないシンプルな構成、
一つ一つの音がとても力強く鳴り響きまくっている。
そんな気持ちの良い音が詰まっていて、素直に楽しめる。
それがこのアルバムに対して俺が抱いた印象です。


ただ、スリーピースだから、というだけでもないと思いますが
表現力というか引き出しは小さいかなと思います。
真鍋吉明ピロウズで果たしている役割のでかさをかえって思い知るぐらい。
ただ、CDで聴く分には音の薄さはありません。
ある種の割り切りを持って挑めばやっぱいいバンドでいいアルバムですよ。