ストレイテナー/TITLE 批評の批評

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CSかなにかでキラーチューンを聴いて、
結構お気に入りだったのでこのアルバムを買ったのですが
音に厚みがない!

とゆーレビューがamazonにありまして・・・
キラーチューンはストレイテナーの中では他にPOSTMODERNぐらいしか思いつかない
強力なギターリフで押していくタイプの曲であり、キラーチューンのコピー、あるいは
それに類するものをこのアルバムに望むと肩透かしを食らいます。
せめてシングルを買っていればカップリングからある程度類推できたかもしれませんが。


これに対するレビューが生暖かいので必見。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006M196G/250-2297948-7344229
2005/05/02のですけど・・・
要するに
音が薄いとか意味がわからないことを言うヤツはただテナーに向いてないだけ。
無知なんだって。ベースが加入したから音が厚いでしょ?
大体、音の厚みって感覚的なものじゃないか!イメージが違うからって星ひとつはやめろ
ヽ(`ω´)ノウワーン!!


と言いたいらしいが、何がおかしいかってアレだ、
ベースが加入した後の音しか上の人は聴いてないんだから加入しようが
以前と比べてどうだろうが知ったことではないのだ。
それは多分(少なくとも音が薄いと感じた人にとってみれば)
「以前はベースすらなくてもっとぺらぺらなんですね?」ってだけの話なんだ。
それを無知とか言ってから後で「感覚によるだろう」
感覚の問題であるならば無知という批評は当てはまらない。
ベースが加入したことを知らない事と音に対する印象は直接何の関係があろうか?


大体自分だって好きな曲があるとか個人的理由を含めての採点ではないか。


で、俺自体の立場はどうかというと、ストレイテナーに音の薄さがあるのは否めないと思う。
重ね録りできるCD音源でこれならばライブはどうなんかな、と思うぐらい。
特に同じスリーピースのTRICERATOPS辺りに比べるとそれは感じる。
それでも独特の詩世界とメロディーセンスは中々素敵だし、
それこそKILLER TUNEに見られるような激リフはもうマンセーするしかない。


ただね、要は批評は他人へ*1の中傷のためにあるんじゃないよって事。

*1:作品への中傷ならばまだわかるが他のレビュアーって(笑)