Beat of rising sun.

レイトショーでローレライを見てきました。
えふい〜に580円はあげられなかったが、映画代金はおごってみた。


いやー、期待以上。
あとで監督見たらガメラシリーズの人っぽいですね、そりゃ俺が気に入るわけだよね。


大体ここを真剣に読んでる方ならご承知の通り、俺ってどちらかといえばウヨッカーですよね。
世界的に見ればリベラルあたりに位置してるとは思うんですけど、まあこの国では。


こーいう映画が日本で公開できるようになったってことに感慨を感じますね。
以前潰された東条英機を描いた映画「プライド」ほど直接的でないにしろ、
特攻の精神自体を直接的に否定していないんですよね、映画全体としては。
もちろん登場人物の台詞として特攻バンザイにはなりませんが、
「時には命すら賭けなければならない時がある」ということは映画中何度も示されます。
俺だって特攻という行為自体「外道の統率」と呼ばれていることは知っていますし、
賛美する必要まではないと思っていますのでこれで全然OK。


アクション映画として見てもCGや構図はカッコイイし、芝居カッコイイし。
これ以下ネタバレもちょっとだけありますから要注意!













ヒロインの人が知り合いに似ててなーんか親しみを覚えたというかそこだけ違和感感じたというか。



あとそうですね、基本的には「男の戦い」だったのも好きなポイントですね。
もちろん厳密には男オンリーではありませんでしたが、
最後のところで「こいつらは女の子を守るために戦ったの?」
「それだけじゃなくて未来も守るため」
みたいなやり取りがあるんですが、ここで女の子を守った男たち、と
未来を守った男たち、がほぼ同列に語られるんですよね。
なんかその辺もツボでした。



エヴァの監督とガンダムの監督と攻殻機動隊の監督が
凄いポジションで製作参加している
のも笑った。
スタッフロールで笑える映画って凄い。
ヲタク心くすぐるメンツだよーあれ。