さて、清水義範の紹介でもしようかな

「蕎麦ときしめん」というパスティーシュ小説で一躍脚光を浴びた清水義範と言う作家は、
名古屋をネタにさせたら天下一品でありまして、
やっとかめ探偵団」もタイトルの通り名古屋が舞台。
設定に目を通すと主人公のお婆ちゃんとかウチの近所に住んでます(笑)


http://homepage1.nifty.com/eien/list2/200204.htm
これをご覧頂くとですね、(以下引用)
同じ会社のパートタイムで働く女性4人組が観光旅行に訪れた先で、
殺人事件が起こる。事情を聞きつけた探偵団も、
さすがに近所で起こったことではないので
何もできないでいたところ、第二の殺人事件が名古屋駅にある展望台で起こった。
二つの事件の関連性は、そして犯人は誰なのか、波川まつ尾が推理を働かせ、ついに動き出す。


殺人現場近っ!!という塩梅であって、俺にとっては・・・
もちろん出かけた先で殺人に巻き込まれたりもしますが長良川ライン下りだったりするからなあ・・・

こち亀が東京の下町人情を含んだ漫画だというならば(最近本当に良くわからんが)


こちらは名古屋の下町人情炸裂です。
名古屋弁やこっちの方言がバリバリ出てきて、
よその地方の方が見たらどういう印象を受けるのかもまた興味があるところですが・・・

いくつかオススメの清水義範作品を上げますね。



学問ノススメ〈奮闘編〉 (光文社文庫)(以下二巻続き、全三巻、浪人をテーマにした青春小説)
笑説大(でゃあ)名古屋語辞典(名古屋の用語辞典、もちろんフツーじゃないぜ)
茶色い部屋の謎 (光文社文庫)(変わった話の乱舞する短編集)
やっとかめ探偵団 (光文社文庫)
やっとかめ探偵団と殺人魔 (光文社文庫)(やっとかめシリーズを読んだ中では一番の傑作)


著作多すぎて探すのも大変だよ( ;´Д`)