さて、彼らの2nd alubum、「Fennec!」
ギターやドラムを大事にしたバンドサウンドへ変化を遂げております。
- アーティスト: Swinging Popsicle,藤島美音子,嶋田修,平田博信,ティム・ジェンセン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/01/26
- メディア: CD
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俺はたまたま新品でホコリ被ったものを買いましたけど、後悔の無い1枚。
- 1.赤い光
アコースティックなイントロから素直な音が流れてくる。
いきなりポジティブな曲だが、詩的に1stの時より深みが増している。何気に名曲だし、やはりサビはキャッチー。 - 2.something new
よくある軽快なドラムから入る曲。曲自体も軽快。
本当にサビをうまく作るなぁと思う。覚えやすいってことはやっぱりそれに越したことは無いものね。 - 3.Rainyday&Sunshine
1曲目に近いMIXだが軽快。ピアノの旋律が美しい。
これまた日常に対して笑顔を向けたくなるような曲。
こんなに楽しく「Walk in the rain」とか歌われるとなんだか雨も悪くないと。 - 4.サテツの塔
Swinging Popsicle1のヒット曲かつ、
My favorite song。
ストレートなバンドサウンドだが、軽快、韻を踏んだ上手な歌詞、スピーディなテンポと、完成度の高さを感じずにいられない。 - 5.あるべきかたち
切なげでスローなバラード。ギターソロがまた切なげ。
これは上手い曲順だと思う。 - 6.my superstar
ちょっと音は2ndのまま1stに回帰した感じのポップな曲。だからギターは相変わらず地味にいい仕事を。
心地よいリズムを作り出すことにこれまた成功している。
やっぱこのヴォーカルいいわって感じで。 - 7.クラリネット
NHK「みんなのうた」を髣髴とさせるナンバー。
イントロからしてそんな感じだから。普遍的であることをポップとするならば、
これは物凄くポップだ。おとぎ話的な世界観を音と詩で上手く作ってる。 - 8.冬休みにつき
珍しく歪んだ音のイントロから入る。
サビに感じる焦燥感がグッジョブ。 - 9.ROCK SHOW
昨日帰りに聞きながら「ロック色あるなぁ」とか思ってたら名前がまんまだった。
つーか序盤部分がスーパーカーっぽいのはツインヴォーカルだからですかね。
しかし、その後は音を変化させながら進行していくので飽きさせない。
異色だが面白い曲だと思う、タイトル通り「ロックっぽいポップ」になってます。
最後音をゆがめていくのもスパカぽいかな? - 10.シューゲイザー
はじめだけコード進行がサテツの塔に似ているかも。
普通なんだけど、街中にかかってそうな普通というか、
基本的にこのバンドはその辺にかかっていておかしくない曲を量産してるんですよ。 - 11.満月
また新しいことに挑戦か、低音強調型の楽曲。
バンドサウンドの良さが出ている曲だなぁって印象。 - 12.TOURS DE FRANCE
アコギ主体、pillowsの「SUBHUMNAN」みたいなED向きな曲だと思う。
ベース音がけだるげでまとわりつきそうで良い。
進行に伴い音が増えるというのも好きです。 - 13.remember(album mix)
またED向けの曲二連発か・・・では済ませない。
流石シングル曲というか、イントロからして気合感じますからね。
ライブで言えばこれはアンコールにあたるんじゃねぇかと。
一つ一つのサウンドが曲を壊さないように丁寧に奏でられている気がした。
カウンターの回転を見る限り150ぐらいは一日回っているみたいですけど、
果たして何人の目に止まるのだろうか、Swinging popsicle。
*1:契約切られてるからね