the pillows 「Thank you, my twilight」

連日同じワードを連発する日記っていかがなものか、なんて
考えてないわけでもないんですけどねー。
ワンパ野郎なので勘弁してください。
ま、さておき1年ぶりにまた聞き込んでいるサンキューマイトワイライト、
通称3Qです。(ASIN:B00006JLEQ)
何しろこっちのダイアリー開設以前の発売のアルバムということもあり、
しっかりとした形で感想が書けませんでしたので、いい機会なので書きます。


まず、わざわざ紹介するぐらいだから言うのもアレなのですが、良作です。
「これが一番好き」っていう人が多いのも、昨年の最新アルバムの評価が「3Qと比べると」
ってなるのも頷ける感じです。
毎回進化しつづけるバンドらしく、
一応ピロウズとしては初めてに近いデジタルサウンドの試験的な導入をしてたりもします。
「ポップとロックの融合」っていうテーマに恥じず、
全体のアルバムとしての完成度も各曲のつくりも高水準。
キャッチーなメロディが多いのでとっつきやすく、初めて聴くのにも最適。
(俺がはじめてフルで聴いたのはコレであり、原点なのですよ)
また、いわゆる「じっくり聴ける名曲」と「とっつきやすく、すんなりとノレる曲」のバランスや順番が秀逸。
最後はセンチメンタルな曲からテンション高きノリのいい曲でシメ。
程よい短さがヘビーローテーションを誘う、中毒性の高さも持ち合わせた一品。
歌詞のセンスも、他のアルバムとは相違したこのアルバムならではの色がしっかり映えている印象です。