本の感想

秋山瑞人 著 イリヤの空、UFOの夏読了。

ジョジョ第5部の「人は全て眠れる運命の奴隷である」みたいな感じの言葉を思い出した。
この物語において殆どのことはなるべくしてなって、
それは人為的な要素も多分に含んでいるが、さりとて誰かに悪意があるわけじゃなくて・・・
そう考えると、人間というものの限界を感じずにいられないが・・・
しかし、この物語の主人公はそれでも自分の持てる全てを使った。
ボケッと流れに乗っていただけなんかじゃない。
結果だけ見て「タダの駒」「運命と言う機械の歯車」と談じることは出来ないとも思った。

あー、何が言いたいかと言うとだな、「やっぱマジに生きるのって(・∀・)イイ!!よね」ってことだ。

水前寺はおそらく「こいつの場合話を破綻させるだけのパワーがあるから早めに退場させよう」的な判断で
最終的に物語へ何の影響力もなくなるのはマジ残念。

全てをぶち壊す切り札は水前寺が持っていると睨んでいたのだが・・・