カレカノ15まで読破。

「本当に最低の人間」を久しぶりに見れたなぁ。
確かに狂気を帯びてきてるけど、それだけの漫画なら世の中沢山ある。
というか、この作品は人の感情が潮流として行き交ってるように感じる。
人の心は全貌が見渡せない氷山のように、「わかったつもり」を繰り返して人は生きていく。
今まで発見したつもりでいた氷山の一角はふとしたことで
全て崩れたりを平気でする。それでも、そのときどきの「わかった(つもりなのかもしれない)こと」
を信じて前に進まなきゃいけない。そんなとてつもない作業を人は意識的にせよ無意識にせよ
ずっとやって生きているって考えると、
精神世界の広大さとその中に確かに自分が存在することを
感じられてとても楽しい。