8コロナ禍から、というわけでもないが、なんなら学生の時より『ゲームをエンディングまで遊ぶ』ことが増えているかもしれない。
今年クリアしたゲームという括りで
デスカムトゥルー
戦国無双5
ロストジャッジメント
春ゆきてレトロチカ
スパイダーマン(ps5でやり直した)
スパイダーマン マイルズ・モラレス
ベヨネッタ
AI ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ
東亰ザナドゥex+
コーヒートーク
テイルズオブベルセリア
テイルズオブアライズ
ワールズエンドクラブ
という感じ。
で、SCARLET NEXUSは都合がいいことにps5版のほうが中古価格が下がってたので迷わず購入。
なんとなく『超脳力』っていうのが気持ち悪くて避けてた。
ユイト編クリア。
まず、戦闘は爽快。キャラクターの魅力もしっかりあるし、景色や世界観が美しくて好き。
あと、テイルズでも『こういう敵にはこのスキル』っていうのあるけど、これは高速移動する敵に対してこちらもクロックアップするか、瞬間移動するか選択できたりして、幅があって楽しいです。
どの超脳力も捨てがないつくりなのはいいね。
(しいて言えば硬質化はあんまり使ってない)
ラストバトルの次から次へ(一応ぼかす)の展開熱すぎ
という前提で
なんか、途中で時間足りなくなって体裁整えて出した感じが凄い。
だって、途中でユイト編とカサネ編統合したら2周目のモチベーション下がるのなんて誰でも予想できるじゃん。スターオーシャンセカンドストーリーのクロードとレナぐらいの感じでないと。バイオ2のレオンとクレアぐらいの…
同じストーリーを違う視点で描くなら合流は要所要所にするのが普通だしラスボスぐらいは変えるでしょうよ。
や、ユイト編しかまだクリアしてないからカサネ編で明かされる話は知らないので上記で間違ってるところはご容赦あれ。
ストーリーも描かれないというより『描く予定だったけど時間がなかった』気がしてしまう。
例えば
カサネを獣粒子の弾丸で狙ったのは誰?
めちゃくちゃキャラが立ってた『ユイト推し』の隊長、活躍しなさ過ぎでは?
さらにシナリオにどうしても共感できない部分が。
『過去が変えられる』と聞いてナオミやセトやナギに対する諦めが良すぎる。カレンの考えのが普通に思える。
ここは『過去を変えようとしたが駄目だった』『変えると他の人が死ぬ』みたいな映画で言うとバタフライエフェクトみたいな葛藤がないと説得力がない。
アリス、復活してカレンのことは知らないというのは仕方ないかも知れないが、名前を聞いて涙が出るぐらいのベタ演出はほしい。
ご都合主義と言われるのを避けるためにカレンは自分の存在を犠牲にしてアリスを救ったわけだが、
そのへんがどういう理屈でどうなったか端折られてるので
『それはそれで犠牲なしにはアリスを助けたくなかった制作側の都合』にしか見えない。
セトナギに対する措置も本当に意味なさそうで寂しい。
また、ユイトがオヤジの敵や親友を利用した兄貴に対して寛大すぎる。
罪を償えまではわかるけど政治の先生になってよ!は流石に。
あと、あんなに魅力的な力とキャラが揃ってるのでそっちも使いたい。
いや、確かにそれだと仲間の力を借りるシステムが生きないのはわかるんだが…
ってところで…続編、あるいはディレクターズカットを希望いたします。