さわおとホリエ

山中さわおホリエアツシのSTAND (NOT) ALONE。


ラッキーな事に行かせて頂きました。


ウイスキーの瓶を片手に出てくる山中さわおに既に緩い夜の予感を隠し切れない




さわお「これ、一番高くて七千円ぐらいするんでしょ?安くて五千円ぐらい?」


「バカじゃねえの(笑)」


「あのね、俺がこれからやるのは千円分ぐらいのライブ。でも、大丈夫!ホリエは四千円、五千円、六千円ぐらいのライブやるから!!」


この後も「ホリエが何とかする」は合言葉として続くのであった




さわお「Tab譜とか見なきゃいけないから、照明を使えないんだよね、青とかなると見えなくなるから(笑)」


「でもま、僕が輝いてるから…良いよね?」「テナーは世界一カッコいいけどホリエはその域にはまだ達してないかな〜」



さわお佐野元春さんはねえ、もう一々動作の全てがカッコいいんだ。キミ達、動作の全てがカッコいい人見たことないだろう?僕以外で」


さわおの持ちネタになるのか「27年、雰囲気でやってきたから、音楽力とか求めないで」とか言いながら片足挙げておどけるやつ

さわお「次は20年ぐらい前の曲かな、トリップダンサー…」

女性客「ッハァッ!」

さわお「…のB面の、SHISHAMOちゃんにもリクエストされてたけど流れの都合で外した…レッサーハムスターの憂鬱という曲を」

俺「ッハァ!」


「さっきやったのは僕にとっても日本にとっても大切な、佐野元春さんの曲で」
「これからやるのは、僕にとっても世界にとってもスター性ゼロと言うか…」
シュリスペイロフというバンドの宮本は僕よりギターも歌も上手くて」
「三茶のTSUTAYAでバイトしてるんだけど・・・自分のじゃないCDを毎日売ってるっていう」


「まあ、言わばダンゴムシみたいなもんです笑」


「でも、世界一素晴らしいダンゴムシ!」


「これ…(時間)押しちゃうな…聴かせる曲とノリのいい曲、どっちが良い?ズバンと言われた方にするよ?」客「両方(ズバン)」さわお「ホリエー、押しても良いかな?」「…ホリエ聴いてないのかよ!」


さわお「世界で一番カッコいいバンドはストレイテナー。」「あのね、15年前は誰がなんと言おうとピロウズだった。でも今はストレイテナー。世界に誇れる。」「俺たちは…素晴らしいだけだから。超素晴らしいだけ(笑)世界一カッコいいのはストレイテナー。」

ホリエ「(ステージの回転が)これ、微調(整)効くんですねえ。」「ビチョウイサオ。」同じ列の女性が「えぇっ・・・!」つってて
軽く事故だったと思う。ちなみに尾藤イサオが元ネタね





ホリエ「次でラストです。…まあ、この後さわおさんと二人でやるんですけどね」 ホリエー!ホリエー!と声が響く。


見上げるとさわおがバルコニーみたいな二階席から「ホリエー!無理ー!」とジェスチャー混じりに叫んでた。


「熊本…怒髪天ピロウズとテナー、だったんですけど」

「テナー終えて怒髪天見てたらさわおさんがバッ!と来て、


『今わかった。世界一カッコいいバンドはストレイテナー』つって。俺、少し泣いちゃいました。

そんなこと言ってくれるのはさわおさんだけなんで、ね。(会場何も言わず)ホリエ「おい!」


ホリエがハイブリの二番を間違えてやり直したくだりがあったんだけど、
後でセッションの時に「ホリエくんは(譜面とか)見ないんだね、凄いね!」
「さっきも完璧に歌ってたもんね!ハイブリッドレインボウとか!!」つって虐めてて可愛い


さわお「自分がミスすると凹むじゃん?」「でもね、ホリエくんがミスした時は…キュンッとなった、こう。」
「会場が引いてもイチャつくのはヤメませんから!」


ホリエ「イチャつきに五千円払ってるっていう(笑)」


ホリエと二人で出てきたさわお「あー、もう無理ー」

ホリエ「もう無理…?」しかしやってくうちにさわお「終わりたくないよー」


可愛いと思うなという方が無理!


僕はね、大好きなFAREWELL DEAR DEADMANを名曲ってさわおが紹介してね、
自分が歌わないパートもギターを弾きながら歌を口ずさんでいた光景を見てね、
ここまで来てよかったってまた思っちゃったんだな。


あれだけ素晴らしいセッションの後に

「ステージは回ってるのにステージの上の人は同じ方を向いたまま」という大道芸で締めた緩さ。
「俺ら回転するステージで遊んだからいいけどさ、真面目にやるタイプの人にはキツそうだよね」

「あと、チケット代は見なおしたほうがいい!」