そして第二部。

これまた豪華に大塚芳忠のナレーションで一人ひとりライダー名と役名を呼ばれながらの登場。
ペコって黒影・真だったのな・・・w


それも一人ひとり「これからは・・・俺のステージだ!」「これからは・・・わたしのステージよ!」
「これからは・・・僕のステージだ!」「これからは・・・私のステージだ」「これからは・・・アテクシのステージよ!」


とまあ豪華ですいちいちw


小林豊のテンション超たけえ。テレビやネット動画を観ているから今更驚かないけど、
キャストに「あの人ちょっと頭おかしいね」とか言われないでしょ普通www


当然劇中衣装での登場なので佃井皆美さんの脚が本当にヤバいのだがそれは個人的な話だ。


この辺りから笑いっぱなしで順不同な記憶になるんだけど、
本当にザックの松田岳と小林豊の仲が良い。尋常じゃない。


TV終盤の袂を分かった二人の芝居の時のことを聞かれても、
サラリと「豊は受け止めてくれるから」と。


ペコが二人の間に入れないな・・・と思ったのも無理は無いね。


ウラ話など。


吉田メタルさんが怖い人ということで知らされていた城乃内が、
初瀬ちゃん(ドッキリのぐる)が吉田メタルさんに「このハゲ」
と言い、ブチ切れた(振りをした)吉田メタルが立ち上がったのを止めた、と。


城乃内(松田凌)「止めつつ、目線は合わせないように完全に下を見ながらだったんですよ。それ凄い覚えてます」


メロンの君、ユグドラシルのロケで吉田メタルさんに間違えて女子トイレを教える。
そして、あんな役なのでガードマン、トイレに入るまでは止めなかったw


13人もいるこのステージだけど、シド役波岡一喜さんがやたらと
トップバッターで話を振られて「13人いて最初はビビリますよ」とのこと。
確かに人が話しているうちに考えるのあるもんね。


チームごとの思い出トーク。チームシャルモンは


「城乃内が弟子入りした時にはこの方は(初瀬ちゃん))お亡くなりになってましたし・・・」


確かに!劇場版から本格的だったよな、あれは。



チームユグドラシル、主任は「毎朝朝礼をやっていました。一つ!」
(他のユグドラシルメンバー、唱和)「一つ!」


主任「ノブレス・オブリージュ!」


凄いなあ面白いなあ・・・


チーム鎧武。呉島光実役の高杉真宙くんが 「僕はチーム鎧武でいいんですかね?」
ってのはね、深いよ・・・。「さっきユグドラシルに入ってなかったんで」


深いよね!!コウモリポジション!!!


チーム鎧武のガレージは物語の後半の舞台になることが多かったんですが、
吉田メタルさんいわく「初期のチーム鎧武の写真が貼ってあって、毎回拝むから印象的。みんな顔が若いの。」



ミッチ「裕也さんもいますからね。  ・・・皆裕也さんのこと忘れてますよね?」


サラリと黒いw



スタッフから渡された3つの台詞からチョイスして生演技するコーナー。


貴虎は後ろでトッキュウオーが暴れてる中電話するあの迷シーンをチョイス。
後ろで小林豊と佐野岳が戦ってるのwwww


終わってから「何だお前らは!」


小林豊「・・・タイクツ」


湊耀子さんは戒斗の胸の中で逝くあのシーン。
最後はお姫様抱っこされながら自席へと戻る!


ドクターは「ミッチを蹴りながらやるやつです」と
「嘘吐き…卑怯者…そういう悪い子供こそ、本当に悪い大人の格好の餌食になるからさ!」


当然というかこの名言をチョイスしたんですが、
これが虚淵玄さんお気に入りゼリフとメンバーから聞かされ


「マジで!」と喜ぶ一幕も。



ザックとペコが舞にインベスゲーム時に絡むところとか、
忘れてたけど今観るとこいつら性格丸くなったなあw


ザックにペコが劇場版でウザがらみしながら変身するところも良いっす。


ザックの名台詞は当然ながら戒斗とペアなのでお願いしてたけど
あからさまに豊くん台詞が飛んで一回リテイク、してからもう一回台詞飛んだけど
微笑んで誤魔化してザックが強引に続けてからの抱擁という強引スペシャルで何とかした!


松田凌チョイスの城乃内名台詞はシャルモンのオッサンに背負われながらなんですけど、



吉田メタル「これこっちのが台詞多くない?」


吉田メタルがおんぶで両手ふさがるので豊くんが
マイクと台本持ちながらついていくコンビネーション・・・
のまま退場していくチームシャルモンw



高杉くんは鎧武との対決をチョイス。
がっくん「うわー、黒いやつや・・・」


丁々発止のやりとりの後、ミッチが鎧武にトドメを・・・


「やめろ光実!!!」メロニキが割り込んできたーwww凄いコンビネーションだ!
会場拍手喝采、そらそうよ。


メンバー全員の(舞含め)生変身。


城乃内と初瀬ちゃんがお互いの名前を呼び合ってたの良かった。
ウィザードの時と違ってSEちゃんと入ってたんだけど、
ピッタリ合ってたのは演者もスタッフもプロだねえ・・・
じっくり変身サウンド聴けて、各キャストも自分が
お気に入りの変身の前口上*1付けてくれたりサービス満点。



そして、まだまだ盛り上げるぞ!とメンバーが一度退場してから、
チームバロンが現れ、「ここは俺達のダンスステージだ。観たければ勝手にしろ」
と三人でヴォーカルを取りながらも激しくダンス!そっからがっくんソロ、ミッチソロ、
豊くんとがっくんでデュエットから全員出てきての煽り!


そのまま最後の挨拶へ・・・すでにがっくん泣いてます。
豊くん「自分の曲終わって戻ってきたら泣いて・・るんだもん」とこっちも涙声。


印象的なのは吉田メタルさんの


「41歳でこんなスキンヘッドのおっさんがライダーになって・・・
 人生、ずっと諦めずに頑張っていれば何とかなります。 
 出来る、とは言いません。でも、何とかなります。」


もだし、そこから松田凌くんの


「ネバーギブアップ、諦めないことを伝えたかった」
というのはグリドンの音声とも絡むのでしょうが良いですね、師弟愛レベルです。


そしてもう松田くん泣いてます。


そのまま初瀬ちゃん役、

白又敦さんの「城乃内!お前が相棒で良かった」
松田凌「泣くつもりなかったんだけどな!」→抱擁


はなんか、救われたと言うか、観てても。
ザックとバロンの抱擁はちなみに一番多かったですw


また、青木玄徳さんの

「悪いキャラを演じ続けるのは辛かった、


 それでも引っ掻き回そうと考えて・・・」


「私がロケットで脱出して・・短パンで帰ってきて、間もいろいろ考えたんですが」



この辺りから言葉に詰まる感じになってきて


お客さんも泣きそう?と感じて「頑張って」コール。


青木さん「いや、大丈夫なんだ、大丈夫」


段々と感謝の対象がファンやスタッフからついに
産んでくれたお母さんにまで到達していましたね。


松田岳くんは大阪から撮影に通っていたようで、
それが認められてたことが一つ嬉しかったと。


で、あまり仲の良くないご兄弟が、でも鎧武に自分が出ていることで、
兄がベルトを買って変身ポーズまでしてたなんて話を聞いて・・・


いい話すぎるわ・・・


佃井皆美さんの鎧武に出たことで


「アクションで女性だからと感じていた引け目が、壁が壊れた」話もとても正直だな、と言うか。



豊くんの「出来ないことが色々あった、でもやってこれたのは皆のおかげ」で既に泣いてたのに


がっくんもうそういうレベルじゃない大泣き。


そこへ「最後の挨拶の前にー、渡すものがあります」と


チーム鎧武パーカーがハンガーと一緒に。
これをプレゼント??と思いきやジッパーを下ろすと
キャストの寄せ書きTシャツが!!!


もう、決壊した、がっくんが。



これには周りの席の人も「余計泣かすなよ」と苦笑w


そんな号泣しながらでも、


「こんな濃い一年は、こんな最高のキャストに恵まれた現場は二度とない」


と断言し、最大級の感謝と、最後は会場一体になっての勝鬨三回、
エイエイオー!エイエイオー!  「ラストっ!」



エイエイオー!



最後はスタンディングオベーションからのカーテンコールを迎え、鎧武、ひとまずの大団円。



用事があるとか、どうしたってお金がないとか、
そういう理由なしにこれを見逃した仮面ライダー鎧武ファンは
大変上から目線ながら、後悔すべき。


それぐらい、一年仮面ライダー鎧武を追った人間への
最大級のご褒美でした。是非、DVDなりで観てみてください。


ファンとキャストとスタッフ陣の愛の相乗効果、
これが皆のステージだ!

*1:「おおおおぉー!変身!」とか