両方映画館で観ました、流石に一日ではなく。
京都大火編は三浦涼介や神木隆之介くんに藤原竜也などなど、
好きな俳優だらけというのもありましょうが、
制約やリアリティのさじ加減が絶妙な傑作でした。
飛翔とかどうしたって嘘くさくなるしね。
縮地も漫画的表現を抜きにしてどう表現するか、苦心しただろうなーと。
馬車のシーンや変な角度からでも足を使う宗次郎の動きなど、
神木隆之介の天才的演技と相まって素晴らしかったです。
翁と四乃森蒼紫の対決もトンファーと小太刀の面白い立ち回りから、
回天剣舞・六連をどう繰り出させるか、必然性のある出し方で
それでいてかっこ良くて、これまた苦心しただろうなーと。
薫殿や弥彦も今回はただ守られるだけではなくて、
京都編の味が出ていましたねー。
刀狩の張との戦いも真打を得るまでの時間稼ぎ的な立ち回りがお上手。
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伝説の最期編!
いまいち。なんだこれ。
張があんな活躍したのに(原作でもあっさりだったとはいえ)
仮にもナンバースリー扱いの盲目の宇水がワンカット即死。
安慈は金的食らって脱落。理屈の説明が面倒とはいえ二重の極みなし。
宗次郎も過去を掘り下げる隙がないとはいえ
なんか良くわからんが、ちょこちょこ逆刃刀で殴られてから発狂して終了。
翁、何故か死亡。
これにより操は二度と蒼紫を許さなく・・・ならない。
何故か最後は結局、肩を貸したりしてた。じゃあ翁生きててもええやん。
土屋太鳳はかわいい。関西弁でなお良い。
そして四乃森蒼紫、剣心の言葉を噛み締めて志々雄真戦に馳せ参じ・・・
「剣心を倒すのは俺だー!!!」とか言いながらいきなりワープしたのかぐらいの感じで出てきた。
原作でも敗北後もこんなアホでしたかね?
そして4VS1で志々雄真に全然勝てないこの人達。
そして何故か剣心に倣ってか何度でも殺せたのに(特に相楽左之助)不殺を貫く志々雄真。
由美だけサクッと殺したけどな!!!
火薬を使って爆破させた技だけは良いセンスでした。
で、最後はなし崩し的に天翔龍閃で決着。
伊藤博文、かなりの悪役扱いで出てきて緋村抜刀斎は死んだ、お前は剣心だからな、みたいな
綺麗にまとめきれていない感じから唐突に敬礼して大団円。
んでまあ、東京に戻って終わり。生きてた薫殿は敵に利用されるでもなく、
普通に目を覚ましてただ剣心剣心叫ぶだけのヒロインに逆戻り。
三部作だと三作目は駄作の法則、
スパイダーマン、パイレーツ・オブ・カビリアン、X-MEN。
そんなところまでアメコミリスペクトですかね。
ありがとうございました。