初めて袖を通した
とうとう来たこの日、MONOBRIGHT ZEPP TOKYO。
いつもと違うのはステージ後ろの暗幕と
ステージ中心部から前にせり出してる部分があることｗ
SEで「飾りじゃないのよ涙は」の替え歌がカラオケ映像とともにｗ
ヒダカ離婚とかしっかりネタしつつメンバー紹介のフレーズも。
ベースは特撮オタク
天パで酒好きのギター
ボーカルはMCで下ネタ
ドラムは無口な瀧谷
タッキーだけただの無口ｗｗｗ
THREEのリリースからツアーやってないわけでして、
そういう意味でこれはTHREEのリリースライブでもあるわけだよね。
それを象徴するように風待ちロマンスパイダーから。
最初に観た時はAパートはまっつんは弾かずにタンバリンだったけど
今日は弾いていたような。アレンジ変えたのかな？
まっつん「ギターソロは桃野陽介ー！」
そして「あの透明感と少年」。これ僕の出会いの曲ですから嬉しいですね。
ハートビートも良いけどまだ順番として早かったのかも知れない。
あと最近E.Z.Oが聴けなくて寂しい。
ピロウズ武道館みたいに常にスクリーンに何かしら投影されているかと思いましたが
ちょいちょい映像なしで暗幕が降りてましたね。
ブッチャーズのカバー曲の時には故・ヨウちゃんの出演映像が。
結果的にこれでヒダカも共演した形になるのか・・・
またジミヘン流しながらガウン着てワインでルネッサ〜ンスからの
JOYJOYエクスペリエンスやるとは思わなかったｗ
最後ベースだけになった時にギターも鳴ってたのいつもと違う気がするけど
あれは演出だったんかなあ。
桃氏がタッキーにカメラで撮られながら超不機嫌な例の映像から
地上を見て素の顔になっている桃氏、
さらにスカイダイビングで絶叫しているところで絵が止まっての空中YOU WAY。
ソロのとこでPVでお馴染みのマイケル氏、
「えらいやっちゃえらいやっちゃ」コールに導かれて降臨。
思ったより遥かにキレッキレで踊ってましたね。
帽子も綺麗に飛んでたなー。
しっかり口パクも歌詞とリンクしていたし。
そして(曲の)ムーンウォークのイントロが流れる中、
ムーンウォークしながら退場ｗｗｗｗ
雨にうたえば、良いですねえ。最初のSEの音どっしゃ降りだったの吹いたけどｗ
後から外に出たら雨も激しくなっててさらに草生えたけどｗｗｗｗ
コーラスが殆ど無いタッキーも歌いながら叩いてるのな。
雨にうたえばなんてじっくり見てもどう叩いてんだかわかんねーのに
その上歌ってるの見てなんか泣けてきた。かっこいいな〜と。
昔、雨にうたえばはタッキーを見ながらでーさんが右手でリズム取ったりしてて、
「おおこのバンドのリズム隊いい呼吸だな」と思った思い出があり。
今日はやってないなーと思ったらあとでYouthの時かなあ？
やっぱりやっててニコニコしてしまいましたよ。
まっつんのギターソロは「この人、大丈夫ですか」で爆発。
多分このライブ唯一の「松下省吾！」コールだったのでは。
後ろに下がってからのギター一回転までキマってた。
これまた思い出話ですが、KYOYO MUSEでまっつんがMisirlouの
ギターソロを超長く弾いてた時に桃氏が
「ギターは松下省吾！」「ギターは松下省吾！」
連呼してて覚えました。この時松山ケンイチ似だとわかりました。
その時からまっつんのギターソロも一層好きになりまして。
多分踊る脳の時、せり出したところまで出てきてソロ終えてから
二本指で挨拶して下がってく姿良かったなあ。
でーさんはベースの安定感は今更だけど
まあよく熱唱してるよね。マイク使うか関係なく。
ムーンウォークなんかは歌詞の監修をしたからか、ｗ
すげえ全開で歌ってる感じよね。
孤独の太陽でベースが差し込むところが素敵でした。
そういえば踊る脳でカウベルがないって話になって
「え、去年俺にくれた(カウベルじゃなくて叩く棒)から！？」
って一瞬思ったけれどOYOBIDENAIで使ってたからね・・・
まさかのビデオレターで桃野父登場ですよ。
いかにもテレビに出てくる田舎のお父さんで最高だったなあ。
「中学高校でバンドやって、プロになって・・びっくりしてます」
Youthの春夏秋冬の映像ええな。
メンバーから一言ずつ
まっつん
「僕の友達とかもそうなんだけど、今回、
遠方からも来ていただいて本当にありがたい、
本当は今日発表したかったけど間に合わなくて。
今度はこっちから皆の街へ行きます！」
「やってわかったけど、幸せに大きいも小さいもないね。伝えたい気持ちは同じ。」
→桃氏「幸せに大きいも小さいもないってカッコよくない？超カッコイイじゃん。」
でーさん
「音楽業界がさ」
桃氏「(話が)重っ！？」
でーさん
「いやほら、昨今の音楽業界が元気がないなんて言うけどね、俺、そんなもんぶっ潰せるって思った。」
「だって、この光景を見たから。」
「これ以上喋ると感極まって泣いちゃうので今、必死に水着のねーちゃん思い浮かべてる(笑)」
「今後ともMONOBRIGHTをよろしくお願いします。」
タッキーのMCは聞こえてはいたけどアレは映像化したとき(するよね？)に見て確かめてほしい。
とりあえず昇って眩しそうに手を翳すタッキーに桃氏が
「眩しいんなら降りろよ！！」って素のツッコミ入れてたな。
そして桃氏「僕の次の目標が決まりました」「ここ（Zepp Tokyo)を埋めることです」
お客さん一部「あぁー」
桃氏「全然埋まってないぞ！俺らの責任ではあるけど！」
「Zepp Tokyo埋めて、次は武道館でしょ！怒髪天だって！！(怒髪天も苦節25年で武道館)」
ちなみにピロウズは20年目で武道館。
要するにさ、ありえないことなんかないんだよね。
勿論続けてても無理なこともあるよ。
それでも続けることに意味は必ずある。
バンド自体にも、僕らリスナーにも。
アンコールでは新曲33〜を披露。
これがねえ、全員楽しそうに演奏しててニコニコしたねこれまた。
新曲を弾くのが楽しいって大事なことだと思うから。
そして最後は「ZEPPで絶対演奏したいと思っていた曲を！」
デビューシングル・未完成ライオット。
パワフルでした。頭の中のSOSの方が
リリース時期が近い曲の中では好きなのだけど、
万感の思いを感じた。
そして思い返してみると、たいていこういう
アニバーサリーと言うかスペシャルなライブは勝ちの算段を付けてくるんだよね、バンドも。
ピロウズ15周年AX、ソールドアウト。
20周年武道館、ソールドアウト。
TRICERATOPS15周年日比谷野外音楽堂、ソールドアウト。
THE BAWDIES武道館、9mm武道館・・・
そう、大成功の勝算ありで挑むことが多いし、
実際そうなってナタリーなんかでも大成功として書かれる。
や、それがいけないとかそういう話でなく。
ただMONOBRIGHTはそういう勝算がゼロだったワケじゃないにしろ
勝ち目薄なのはわかっててやった。
それはやっぱり「未完成」だと思う。だけど、未完成だからこそ
先を求める。その辺がらしいし、
故に「未完成ライオット」であるべきだったんだな、ここは。
一本締めで解散しましたｗ
ありがっと！
