TRICERATOPS 名古屋クラブクアトロ


セトリのネタバレを含みます



ちょうど後ろに他の地方から来たお客さんがいて話してたこともあって実感したんですが、
やっぱりトライセラの名古屋は熱い!!!

SEと言ってもすぐにメンバーが出てくるわけではない、にも関わらず曲の始まりから
一斉の手拍子と歓声。曲が終わってメンバーが出てくれば勿論より一層の声、声。


一曲目は意外と言っていいのか、STAR JET。弾き語り風に始めてから
バンドアンサンブルが綺麗にキマる。

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そして林幸治のベースラインからあのねbaby!


もちろん、既にオーディエンスはノリノリ。


からの、久々にLOONY'S ANTHEMが聴けたー!!
すげえ嬉しい!ライブではギター一本なので、
フレーズがリフに戻る時が凄くかっこよく感じました。

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和田唱「ハロー 名古屋ー!!」

   「もう言わなくてもわかってるよね?
    全て曝け出してって!!」

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前半戦で披露された新曲、FLASHトライセラらしい美リフ。


名古屋は吉田佳史の地元なんですけど、
アコギコーナーにもなれば前にカホンと一緒に出てくるわけで、
しかも誕生日を迎えたばかりなわけで。
(73歳!と言われカホンに寄りかかりながらヨロヨロと挨拶)





佳史「林はなんか俺の故郷に対してないの?」


林「今日は美人さんが多いような・・・」


 「ま、全部の会場で言ってるんですけどね」


 「美人さん、美人さん、ひとり飛ばして美人さんみたいな・・・」


 「いやいや、今日は皆美人さんですね」


 「名古屋だとべっぴん、でいいの?これ方言?」

和田唱デラべっぴんってあるけど、あれ名古屋なの?」


佳史「違う違う。あれはエロ本でしょ?

   親とか来てるんでエロ本とか言いたくないんだけど。」


佳史「名古屋のでら、はどえりゃーが若者ぽく縮まったやつ」


結構マジ顔で方言について語ってて面白かったw


リップ・サービスが今日は全体的に凄い。さすが佳史故郷。


和田唱「せっかくだしさ、こう、ふれあいタイムみたいなのやる?佳史」


そして佳史前に出てくるけどお客さんとハイタッチ!・・・はしない。


出てくるけど・・・しないw



佳史「いやー、スターだからさ、簡単には触らせないよ?」



  「U can't touch this!」


から即興でMCハマーの弾き語りが始まり、佳史がハマーダンスを披露しまくるwww

http://www.youtube.com/watch?v=otCpCn0l4Wo


他にも佳史の「名古屋でライブ出来て、幸せだなあと思った」

からの加山雄三「君といつまでも」とか



左右挟んでる和田唱と林が打ち合わせなしで
「多分始まると思った」と合わせるこの息の合い方。
これが日本一のスリーピース。

もうライブという枠に収まらないエンターテインメントwww。

こんな流れから唐突に和田唱が「ところで寒くなってきたじゃん」


って振るからついていけないオーディエンスが噴き出す始末。


「俺らはすぐ切り替えていくから!付いてきて!全然切り替わらない時もあるんだけど!」

そう、寒い季節で連想した曲は当たりでした、「僕らの一歩」。




弾き語りでLEVEL 32から少し懐かしいHammerを披露。
MC.HUMMERと綴りが一緒だね、なんて言いながら。


しかもスペシャルバージョンってことで林→佳史→和田唱のヴォーカルリレー!


それからバンドセットに戻ってからが凄かったです。
short hairが聴けたのも嬉しかったが、まさかのTATTOO!


アコギでしか聴いたことなかったからスゲエうれしいいいいいいいいいいい!!!



歌って!ってサビ歌えるの本当に嬉しい!!!


Everyday Everytime 消えないbaby 共に生きるんだ〜♪

あの輝いてた君は常に ここにいるのさ

TATTOOのように

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新曲「ゴースト」は歌詞も含めて凄く良かったです。
新曲全部良かったけどこれが好き。


ベースとドラムだけの恒例セッションで十二分に沸かせてから、
クライマックスはGOING TO THE MOON、FUTURE FOLDER
といったキラーチューンから、Jewelで締め。



今日はギターチェンジの回数が少ないのは考えてくれたのかねえ?
(SGで何曲か続けるなど、頻繁に変えなかったので途切れなくてテンポが良かった)



アンコールでは相変わらずのTシャツの似合いっぷりを見せつけ、
新曲三番目にして今日ラスト新曲、恋するギター。

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そして・・・


「皆さん、お別れの時間です。」


当然ええー!!の声が止まない中、


「んー、どんな言葉を使っても、ライブの最後は寂しいものです」


「皆どういうふうに言ってるんだろ?」


と考えこむ和田唱


林もしっかり考えてるようなポーズ取っててw


和田唱「あのさ、俺らは外国のアーティストみたいに何年かに一回しか来ないわけじゃないから」



   「また、すぐ来ます!」



   「っていう言い訳・・・じゃないけど、はどうかな」



   「本当に、カッコつけとかじゃなくて、今日名古屋でライブ出来てよかった、ホント最高だよ!」


   「もう、ホームだと思ってます。また、故郷に帰ってきてもいいですか?」


   「本当に、今日はありがとう。TRICERATOPSでした!」


Raspberryですよおおおおおおおおおおおおおおおお!
Raspberryの時間ですよおおおおおおおおおおお!!!

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勿論、ファンが入れ替わるというか、どんどん新しいお客さんが増えていく、
そんなアーティスト、ライブも楽しい。


ただ、こういう、長く支えたファンがいて、アットホームで。
それでいて勿論音楽的には最高にロックンロールな、
そんな夜もあっていいし、僕もなんだかんだライブ通い10年目だし、
いいよね、こーいうのもさ。


でもチケットは値下げした方がいいんじゃないかなー。


TRICERATOPSは今夜も、僕がワンマンに行くアーティストのなかで
(外タレ除いて)一番チケ代が高く、一番ギターソロが長く、
一番かっこいいスリーピースバンドでした。