フジファブリック ZEPP NAGOYA

というわけで今年最後のフジファブリックのワンマン行ってきました。
(一年に一回しかやらんバンドもいるわけですからアレですが)



今回はシースルーの緞帳に映像が映し出され、
それが降りたままでSTAR始まりでしたね。

個人的にはSTARはクライマックスのがバンドもオーディエンスも
テンションが高いので好きですけどねー。

そのまま徒然モノクロームのイントロが始まり、歌い出しで
緞帳がストンと落ちてバンドが見える、という割とある演出だけど素敵だった。

さて、フジファブリックというのは作詞の全てと作曲、ヴォーカルを担当していた
フロントマンが急逝したことで残りのメンバーで活動しているというバンドなわけで、
ファンにとってもメンバーにとっても、既存の志村正彦が残した曲をどう扱うか、
というのはあるんじゃないかと思うんですよね、色々な考え方というか。

僕が今年、二度のフジファブリックのワンマンと一度のフェスを観て思ったことは、
その辺のさじ加減とバランスが上手く取れているな、というところ。

昔の曲に頼り切らない。でも、出し惜しみしない。

自分が今のフジファブリックに好意的だからこそそう思っているだけかもしれないけれどね。

今までに披露されたものも含めて、モノノケハカランダ、記念写真、
B.O.I.P、蒼い鳥、銀河、星降る夜になったら、Surfer King。

この中には山内総一郎や金澤ダイスケ作曲のも混ざってはいますけども。

特に、僕にとってモノノケハカランダは初めて聴かされた音源がFAB FOXだったし、
(FAB FOXの一曲目が「モノノケハカランダ」です)

その後のCDJ05/06で聴いた一曲目もモノノケハカランダでしたし、
さらに初ワンマンはモノノケハカランダツアーだったわけですから、

それはもう、始まりの一曲なわけです。しかもそのTシャツ俺着てたし。

だからなんか、赤い照明とか、全体的に色々なものが湧き上がって来ましたね。

ちなみに 物の怪 ハカランダ ですからね。 は 絡んだ じゃないですからね。
これ、俺も間違えてたんで言ってるんですけどね。

さらに言うとjacaranda=ハカランダはギターの素材ね。

銀河というキラーチューンから最近のシングルである「流線型」へ堂々とつなげたの良かった。

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加藤「突然ですがここでクイズです」

山内「・・・僕が答えるんですか?」

加藤「僕の小学校六年の時の自由研究は何を提出したでしょう」

山内「・・・知らんわ!」

山内「(適当に答える)」

加藤「(バツつくって)ぶーっ!」

山内「それなんかムカツクな」

金澤「石油とかを探してダウジングですかね?」

山内「それあなたじゃないですか」

金澤「僕がやったからもしかして加藤さんも、と」

加藤「ぶーっ!」

加藤「答えは絵を描いて提出した、でした」

山内「会場しーんとなっとるやん」

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加藤「当時いかに研究をせずに課題を提出するのかということを考えてたんです」

山内「その、なるべく研究をしないで自由研究をする、
   ということの加藤さんの理想はなんなんですか?」

加藤「僕の、理想形ですか?」


→理想形

加藤「無理やりだな」

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本編ラストは夜明けのBEAT!

今まで景気づけで序盤に使われていたのだけど
クライマックスに持ってこられるとバクバク鳴るしかない!!

アンコールにてダイちゃん一人で登場

金澤「汗をかいたので着替えてきたんです」

   「いいですねパーカーは」

   「夜明けのBEATの熱気をそのまま保ってくれる」

   「おや、なにか書いてあるぞ」

   「ふ、じ、ふぁ、ぶ、りっ  く」



   「ってあーーーーーーーーー!!」


   「これはフジファブリックとthe pandaのコラボパーカーじゃないかー!」


(その後もトートの紹介とか挟んで、ツアーパンフのオマケの光るボールの話へ)


  「これをスローシャッターで撮ると先日のシングルのジャケ写みたいになるんですよ」


加藤さん出てきて


金澤「さっぱりとした格好になりましたね、いいTシャツですね」


加藤「(俺がやるの?って自分を指してから)ってあーーーーーーー!!」


加藤さんの月一のお言葉が書いてあるカレンダー、
金澤ダイスケが帰省すると実家のトイレにあったりするらしいです


そして山内総一郎。

金澤「いいTシャツですね」


山内「ミーの シャツティ?」


金澤「ユーの シャツティ」


ってあー


書いてる俺もくどいことはわかってるんだ!

それから先程の光るボールの話をして

山内「これについてはもう説明したん?」

金澤「はい、先程ジャケ写になるという説明をさせていただきました」


山内「キャッチボールした?」


金澤「キャッチボールですか?」


(山内、おもむろに加藤さんに投げながら)


山内「お前、アイツのことどう思ってるんだよ」


加藤「た、ただの友達だよ」


なんなんこれwwwwww


最終的に

山内「アイツにふさわしいのはお前しかいないんだよ!!」


加藤「・・・・マジか!」


加藤さんが折れたwwww


それを最後に受け取ったダイちゃんが食べて

山内「今日めっちゃ楽しいからって
   そこまで体張らなくていいんじゃないですかね」


(ダイちゃん食べたと見せかけて手から出す)


山内「手品ですか。・・・・ライブ中にクイズしたり手品したり変なバンドですねえ」


キャッチボールもな!!!


金澤「みなさんに甘えて申し訳ありませんでした」

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山内「こうしてまた名古屋の皆さんにお会いできて、

   足を運んでもらえて、本当に嬉しく思っています」


  「もう一曲新曲聞いてください Small worldといって、宇宙みたいなイメージの曲です」



そしてラストはSugar!!


かつてとは違う形だけど、上空で光る星めがけ、
全力で走るフジファブリック

僕は懐古でも郷愁でも哀悼でもなく、
その後ろを全力で追いかけたいだけなのであります。




全力で走れ 全力で走れ 滑走路 用意できてるぜ

上空で光れ 上空で光れ 遠くまで

Sugar!! / フジファブリック