葵祭とはなんだったのか

写真をアップしてはみましたけれど、
見てもなんかよくわからん遠い写真だと思います。
こんなのしか撮れねえよ、コンデジの5倍ズームではなおさら。


ええ、このイベント、移動しながらですし、
しっかり観ようと思ったら平日開催を狙って
特等席を確保し続けなければいけないのですって言うかムリ。

それはもう行列に入るしかないと思います。

僕も最初は馬鹿正直に人が多い方に行ったところ、

警官「建物側は通路だから立ち止まらないでください」


  「進んでください」


  「止まらないで進んでくださいー」


  「進め!!!」


コミケのスタッフもこのように三段階でキレたひと昔いたいた。


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「進め言うたかて進んだほうが危ないんじゃボケ!」


「子どもがいるから押さないでください押さないでー」


「進んでくれないと後ろから押されて危ないんです進んで!」


えーと、誰が悪いとかではなくて、どーしろと・・・

阿鼻叫喚、地獄絵図です。子どもは「これが葵祭かッ!!」ってキレて泣くし、
一眼レフのおっさんは道路普通に横断するし、逆流するどうしようもない人たちいるし、
チャリなんだから迂回すればいいのに行列に突っ込んだカップルがまたキレるし、
いやー、夏フェスのお客さんってびっくりするぐらいマナーがいいですよね。
コミケも一部の人以外はそうかもしんねーけど。

多分、勝手な考えでは志・目的意識を同じくした仲間、という連帯感が
こういうのの参加者同士よりは強い、というところがあるんでしょうねえ。

たまにはベタなイベント観てみようか、なんて思って気軽に行ったら文字通り痛い目を観ましたね。

自分の背中も痛かったし、おばあちゃんとか押したくないのになんか俺が悪いみたいな振り返りされちゃうし。

あとやっぱり子どもの泣き声がすごくダメです・・・

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一度地獄を見てからは上手く迂回して遠巻きに眺めて写真撮る程度にしました。

結局この祭がどういう習わしで、なんのためにやってるのか、何割理解してたのでしょう。

僕もかじった程度なんですけどね、もちろん。