Say yeah!!

TRICERATOPS WILD SUMMER TOUR

名古屋ボトムライン


和田唱のギターと歌声が静かに鳴り響く。


「出かけよういますぐー」

GUATEMALA・・・。


メジャーコードを使ってない辺りがワダショお気に入りの。

まず1フレーズギターオンリーで引いてからリズム隊が入ってくる。
スリーピースバンドのお手本みたいなアンサンブル。

勿論ライブアレンジだし、なにより発表から時間が経ってるから、
すげえドラミングがダイナミックです。

そして、肩慣らしが終わったと言わんばかりに


「こんばんは名古屋ー!」


このドラムパターンは!!!!


RIJFでやったと聞いてうらやま!!!になった

Two chairs!

これなあ、デビューアルバムの一曲目なんだけど、
凄い盛り上がってて、今日のオーディエンスは強いなーと思った。
そのままこれも懐かしのSilly Scandals。

好きな曲だし、やっぱりSay yaah!!が楽しい!

"街中に"で切って"僕らのスキャンダルが溢れて欲しいのさ"でサビっていう、
トライセラ特有の歌詞の切り方がちょっと好きです。

で、最初は「GOING TO THE MOON」の
エフェクター変えたかと思ったSECOND COMING。

これね、シングルだけどベストにも二回とも収録されてないし、
何より直前のシングルであるGOING〜とリフも似てて、
なんかレコード会社から「前みたいなのを」って
言われたんじゃないか・・・

っていう色々ある曲で、ワダショは好きじゃないんではないかと
勝手に思っていたりしたので感慨深いです。

でも、曲の構成が微妙に複雑だったりするので
あんまり好きではないです。


「こんばんはTRICERATOPSです!」


「WILD SUMMERツアーにようこそ!」


「本気でやります!」


「準備はいいっすか!」

Yeah!


「踊る準備もいいっすか!!」


Yeahhh!!!!



PYRAMID CRASH!

このイントロとギターソロのアラビア臭、凄いよなー。

でもAメロのギターは凄いジェット音つうか・・・
エフェクターで言うとFLANGER?
ロケットに乗ってのイントロでも使われてるアレです。

でも、今までと違って最新アルバムからの
このナンバーでは客のノリは・・・



全開だったwwwwwwwwwww
これはやばいねwwwwww



椅子が出てきて和田唱が座る。


そして、アコギを手に馴染ませるように爪弾く。


ロックバンドのアコギセッションって、やっぱり
彩の一つ、って感じの場合が多いと思うけど、
和田唱はアコギ一本でこんだけ表現できますよ、って
言葉ではなく音で伝えてくれますね。

で、シラフの月。
歌いながらこんだけ弾くかー。

その後はけていたヨシフミと林が戻ってくる。


「林とヨシフミを迎えまして」

「改めましてTRICERATOPSです」

「今日はいいね、やばいね」

「ちょっとチューニングするから林、しゃべって」


林「8本のツアーも残りは東京だけです。」

おおおー!

「何がおおー、なのか全然わかんないんだけど笑」


「まあ、ガンガン行きますんでよろしく!」


そして名古屋出身吉田佳史


和田「誰ですか、あの人」


吉田「ヨシダヨシフミだよー!!」


おかえりー!

前のツアーのときぐらいからこのキャラで定着してるよね?

本人楽しそうだから良いけど!


和田「んじゃさ、アコギでシャレオツな感じに行くから」


  「でもさ、踊れると思うよ」


  「Come on Come on Come on Say!」


コール&レスポンスの後、タンバリンでリズムを作ってから
爪弾かれたリフは・・・

TATTOOですよTATTOO!!!甘酸っぱい思い出だらけ!!!

人の金でROUND1で酒頼んだ奴が適当に歌ってたのを思い出したなう!

    • -

僕はまた歩き出すよ baby 夜が明けたらば

君がくれたすべてのイメージ 受け入れるのさ


ギターソロもメロディは同じでアコギバージョン。
いつかバンドサウンドでも聴きたいけど、
これはこれで激レアなんでまんぞく。


してたのに!!


摩天楼ってバカかよ!!!!!!!


これがライブで聴けるとはなー・・・
ブックオフで105円で買えるキングオブザジャングル収録。
冬の名曲ですが固いことはまあ、いいじゃないか。


いや、本当に良いじゃないか!!!

歌詞も良すぎる。昨冬、就職活動でコケる度に


 コートの襟を立てて歩いてみるのさ 悲しみさえ炎に変えるんだ

 この夢は摩天楼よりも高いとこにあった

 それにまた登るのさ 僕なら届くはずなんだ

 人は夢見るために生まれてきているんだ 僕だってそうなのさ

 それがかなうときに 初めて誰かを守ってあげられるんだよ


学生のときは後半意味不明だったけど、
年を食うと甲斐性って大事だなーっていう・・・ね。


まあとにかく若干泣いていた。

そして

和田「天国のMJに捧げます」

MJカバー二連発。

そうだよなあ、死因や誰が、じゃなく
彼が今この世にいないことが一番の問題なんだよなあ。

Special Kも多分やったと思われるのですが、
あれはまんまMJで、どれだけ好きなのか、と。


和田「新曲やっていいっすか!」


  「これはねえ、つくってて『きた!』って思った曲」


  「全部の曲に対してそう思うわけじゃないからさ」


ええーー!?


  「それは当たり前だよ。」


  「あんじゃん、つくってて『これはきた!』って曲が」

  「今までもあるんだけど、あれとか、これとか(指折り数える)」


  「これはそういう曲!」

  「聴いてください、I GO WILD!」


ちなみに俺の中では「LOONY'S ANTHEM」がそうなんだけど。
世間には来てないんだよなああ・・・・


その後ワダショがはけて、

なんとリズム隊のセッション!!!

今までギターソロ中にそれぞれがソロはあったけど、
この二人だけとは熱すぎるwwwwwwww

そしていつもはワダショのギターソロに隠れがちではあるが、
この二人がまた上手過ぎるwwwwwwwwww


語るようなベースソロ、決して速さで魅せないドラムソロ。


このままシームレスで次の曲だと最高だったんだけど、
一度曲は終わってからGOTHIC RING。

いや、凄くいい演奏なんだけど、凄いもの見た直後なのでw
ちょっとクールダウンさせていただいた感じ。

そしてMILK & SUGAR、オサレな曲だと思うけど、
好きではないんだ、理由は上手く言えんけども。
そして赤い照明にイカしたイントロでFEVER!!

既に観客白熱、ギターソロも原曲を保ちつつ絶妙なアレンジ。
ついにスタンディングゾーンで失神者出てましたな。

そのままトランスフォーマー!!!!!!

まあ、かなりストロークスなパートもあるけどさ、
なんだかんだでこれもキラーチューンだし、
体が自然に動くってのはやっぱり凄いよね。

コーラスも当初はかなりぎこちなかったのに
流石今日の客の率先ぷりはやべえw



和田「OK!名古屋!One more!?」


FUTURE FOLDER.


これも、試聴したときも
確かホルモンのライブ直前とかで、
んー??とか。

ライブで披露されてもお客もまあ・・・みたいな。

でもやっぱり重ねられると曲も成長していくんだよなあ。

ものすごくこのリフは踊りやすいです。
サビでは縦にノリが切り替わるのも良いです。

歌詞も「つきあげろー!」で腕を上げるのでまた良いですw

2番に当たるとこでのギターの「キュンッ」って音も
生で聴くと「技が利いてるなー」と思う。

スリーピースではない表現力はそのまま彼らの演奏力。

万雷の拍手で本編終了!

アンコールは長く待たされたけど、
まあ余韻を味わうにはいいかなあ。


で、出てきた3人はやはり着替えていましたが、
毎度毎度アンコールで思うのはワダショが着ると
なんでどのTシャツもむちゃくちゃカッコいいんだ!!!


これがフジファブリック志村ではそうでもないんだぞ!

ずるい!




「今日やばいね!」


「ベストオーディエンス!」


「また新曲やっていいっすか!」


「これはねえ、女の子に捧げる曲だよ。」


「でもさ、女の子を想う男の子の歌だから男の子にも捧げてるんだ。」


そりゃそうだ!!!


で、ベースラインとか凄く90年代の
トレンディドラマ的な匂いがするwwwww

「ぱーぱーぱーぱー」

とか

「G!I!RL!」

のコーラスとかやばいwwwww


でも、2009年にこれを出すなら俺は面白いと。
こっちのほうが「きた!」って思ったw


「男の子だけ!」


「女の子だけ!」


「みんな!!」


とかももちろんやったwww


「今日は本当に、

 →来てくれて、↓来てくれて、←来てくれて

 ありがとう」

(目線を表現してみたw)


「俺ら、遠くない未来にまた名古屋に来ます。」


「だから、今日来てくれたみんなとまた、
 会えることを願ってます。」


「遠くない未来にお会いしましょう」




TRICERATOPSでした」


「さあ、いいっすか!」



「Say oh yeah!!」


Oh yeah!!


「Say all right!」


All right!!


「Say oh yeahhh!!!」


Oh yeah!!!!


マイクから外れて俯く和田唱

この場面、この体制から繰り出される曲は一つしかない。



そう、


(あのイントロが文字で表現できないのがもどかしい)






Raspberry!!!





まあ、かなりタックルされたわ後ろからwwww
なんだかんだでデビューシングルにして最人気曲だからな。


Raspberry 踊ろうよ♪


の大合唱で終わりました。

予定調和でもお約束でもこれは大切なみんなのうた


帰りにMicheyに遭遇・・・ってか必然だよねー。
多分我々は知り合う前からライブハウスの前では
会っていたのではないだろうかと思います。

SET LIST

(セトリはセットリストの略ですよラグラン君)

GUATEMALA
Two Chairs
Silly Scandals

SECOND COMING
PYRAMID CRASH

シラフの月
(アコギソロ)

TATTOO
摩天楼
FOREVER
(アコースティック)

HUMAN NATURE
I Can't Tell You Anymore

(MJに捧ぐ)

I GO Wild
GOTHIC RING
MILK & SUGAR
FEVER
トランスフォーマー
FUTURE FOLDER

E.C

Girls
Raspberry