新PSP

なかなか良さげなハード。


壊れなければな!


年末商戦かあ。


久々に後輩に電話。
ライブの誘いは断られたが、
年末は会えたら良いね、と。

■at night


「正義と悪」が本当に対義語であるか、
なんてことを何かで読んだことがある。

これは凄く難しい気がする。



正義・・・正しい道義。人が従うべき正しい道理。



悪・・・わるいこと。否定すべき物事。
    道徳・法律などに背く行動や考え。

そもそも辞書で引いたら悪の反対は「善」である。

落ち着いて考えてみると、正義とは何だろな、
って疑問は確かに持つのである。


で、「ダークナイト」なんだけど、
この作品における「正しさ」は状況に応じて
本当にめまぐるしく変化するのです。

ソリッドシチュレーションホラーの代表、「SAW」みたく。

あるいはカルネアデスの板のように。

そうするともう、バットマンも含めて誰が正しいとも言えない・・・
けどまあジョーカーだけは純然たる「悪」かなあ、っていう。


その辺、この映画はピカレスクロマンでもあるわけで。

どんな滑稽でもジョーカーがやると悪の華が咲くんだよね。

ちょっと字幕で気になったのは「ゴッサムの」を訳さないこと。



彼らが守りたいものは大切な人やひいてはステイツなんだろうが、
一番身近な単位として扱われているのは「ゴッサムシティ」だから。
彼らの愛街心みたいなものは「ゴッサムの」
を使うことで強調して欲しかったな。



ただまあ・・・だからこそ、この話が良いのだろうが・・・
バットマンは地味めだなあw


もちろん素敵兵器や素敵マシンは出てくるのだけど、
あまりに悪役ジョーカーに対してはインパクトに欠ける。


グダグダになったけど、ラスト近くで
絶望と正義に対する不信だけが募っていく展開の中で、
少しだけ見えた希望と信頼の光だけが輝いていたと思う。

正義が簡単に揺らぐ今だからこそ、
自分だけの正義を見つけたい、貫きたいね。

バットマンビギンズ」、俺は未見だが
多分先に観ておかないとダークナイト
後に観ると温く思えそう。

しかし、ヒース・レジャー以外誰がジョーカーを演じればいいんだ。
(顔はメイクなんだから何とかなるとして、あの笑い!)



■at DARK NIGHT
雷・洪水・傘一本・波。


膝までつかった街を歩く歩く。



こういう、生きてても中々ない災害だからこそ起きた状況に
ドキドキとワクワクが止まりませんでした。



それにしてもテレビがずっと洪水と
やたらどうでもいい映像ばかり垂れ流して。
俺も図々しいぐらいにくつろいでいて。





よくわからんがこれも一つの奇跡。