月居さん*1の五月五日の日記を見て、
昔「SFアニメが面白い」にてエヴァの手法は特撮的である、みたいな特集があったなと思った。
SFアニメがおもしろい―機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで (Eyecom Files)
- 作者: Eyecom Files
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 1996/12
- メディア: 単行本
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間にビームとかの合成が要らない上に
演出として迫力が出る特殊効果の一つだとか、
迫る爆風遮る車*2の構図とか。
けどまあ、その後のジャパニメーションにおいてそういう手法が主流になったかというと
そうでもない気がする。こぞってパクられたのはエヴァの精神世界の葛藤とか
ヘタレ主人公とか生物的ロボとかそーいうのだから。
とは言え例えば最近(でもないけど)だとクレヨンしんちゃんの温泉ワクワク大作戦は
怪獣映画のお約束(構図、演出、音楽など)を意図的に取り入れた素晴らしい作品なので、
怪獣映画好きは要チェック。
で、「ローレライ」なのですが・・・元々監督ガメラの人だったと思うのですが、
平成ガメラはそれこそエヴァの特撮的エッセンスとかアバンの入れ方とか、
スタイリッシュな部分を結構取り入れた作品だった気がするんですよね。
あー、書いてて結構わけがわかんなくなってきたんだけど、
「ジャパニメーション」というのもはメディアの枠を超えた可能性を模索しつつあるんだなぁと。
*1:http://www.icnet.ne.jp/~narui/
*2:ローンが残ってる